最近、ふと自分がこれまでしてきたことを振り返ることが増えました。
セラピストとしての道を歩み始めてから、主に性感の技術を磨くことに注力してきましたが、どんなに技術を磨いても、感じ方や気持ち良さは本当に人それぞれです。
時には、自分の技術が自己満足に過ぎないのでは、と感じることもあります。
そんな中、改めて「基本に立ち返る」ことの大切さを感じています。
技術ももちろん必要ですが、それ以上に培うべき力があると気づきました。
それは「相手の声に耳を傾ける力」です。
施術を通して相手が本当に求めているものや、心の奥にある思いを感じ取れるようになることが、私だけでなく、セラピストにとってもっとも必要なスキルなのだと考えています。
私は「人の話を聞く」のが好きです。
お客様が話してくれること、時に笑い話や日常の小さな悩み、そして胸に抱えた深い思い、、、
それを聞きながら、ふと表情が和らいでいく瞬間を見ると、心の内でほっとします。
この何気ない時間こそが、私にとってのささやかな幸せであり、日々の原動力です。
もちろん、きれいごとばかりではありません。
施術後に「あの時、もっとできたかもしれない」と自問することもありますし、完璧でない自分に対するジレンマもあります。
でも、その葛藤の中にこそ成長の種があるのだと信じています。
お客様が安心して過ごせる空間をつくること、そして何気ない声にまで耳を傾けられるようになること。
これらを意識し、少しでもお客様に寄り添える自分を目指していきたいと思います。
そして、施術の中で「本当はこうしてほしい」「ここは少し苦手」という思いを抱えても、恥ずかしさから言い出せない方がいることも感じています。
でも、限られた時間の中で、ぜひあなたの気持ちを全力で私に投げかけてほしい。
お互いの気持ちが通じ合うことで、心地よいひとときを共有できるはずです。
あなたの本当の思いを、どうか遠慮なく聞かせてください。
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