先日、久しぶりに高校の友人から連絡がありました。
聞くと、10年以上付き合ってきた彼女とついに結婚したとのこと。
彼からの報告に、「おぉ、ついにか」と思わず微笑んでしまい、不思議な縁を感じました。
なぜなら、その彼女とは、私がちょっとした後押しをしたことで付き合い始めたからです。
高校時代、彼には密かに好意を寄せているクラスメイトがいました。
でも、彼はずっとその想いを胸に秘めたまま、なかなか勇気が出せずにいました。
そこで私は「一度告白してみたら?」と冗談半分で背中を押してみたんですよね。
すると、思い切って告白した彼に、彼女も同じ気持ちを伝えてくれたそうで、そこから二人の関係が始まりました。
そう、つまり私は「恋のキューピッド」です。
彼は電話越しに、「一緒に暮らし始めてから、家事を分担して支え合うことで、毎日が穏やかで温かく感じられるようになった」と話してくれました。
彼が忙しいときは彼女が料理を担当し、逆に彼女が疲れている日は彼が家事を引き受ける。
そんなふうに、お互いのペースを尊重しながら生活を重ねることで、自然と「この人となら、どんな日常も大切に思える」と感じるようになったそうです。
ここで少し考えました。
毎日のささやかな気遣いや分かち合いが、なぜこんなにも心を温かくするのでしょうか。
何か特別な出来事がなくても、「自分を支えてくれる人がいる」という安心感や共感が、本当の幸せなのかもしれませんね。
皆さんだったら、どう感じるでしょうか?