「イクことができなくて焦っています」
このような相談がよくあるので自分なりの考え方を…
「ちゃんと感じなきゃ」「イかなきゃ」と思うほど、身体がこわばってしまうんやないだろうか?
オーガズムって、一つの正解があるわけじゃないし、誰かと比べるものでもない。なのに、“中でイくことがすごい”とか、“こう感じるのが正しい”みたいな固定観念があると、かえって快感にブレーキがかかってしまうこともある。
本当は、もっとシンプルに「気持ちいい」と思えることを大切にしていいんだ。
そもそも、クリトリスも膣も、感じる場所が違うだけで快感の質はほぼ変わらないらしい。膣のほうが少し時間がかかるだけで、どちらが優れているとかはない。だから、「中でイかないとダメなのかな?」なんて思わなくて大丈夫。
大事なのは、「イくこと」そのものより、自分の身体の感覚に素直になること。
もちろん人によって価値観って違うけど。
たとえば、性器に触れる前に、肩や背中、太ももに優しく触れるだけでも、身体はゆるんでいく。力が抜けると、いつもより深く息が吸えるようになるし、そこから少しずつ、じわじわと感覚が高まっていくのを感じるかもしれない。
それを急かす必要はないし、頑張るものでもない。ただ、ゆっくりと、自分のペースで「気持ちいい」に身を委ねることができたら、それが一番自然で心地よい形なんじゃないかなと思う。
私自身、この仕事をする中で、もっと深く学びたいと思っているし、技術も知識も常に磨き続けていきたい。結果も出して喜んでもらいたい。何より、「ここなら安心して身を預けられる」「この人になら、自分の心と身体を委ねてもいいかも」と思ってもらえる存在になれたら嬉しい。
だから、もし少しでも不安なことや気になることがあれば、気軽に頼ってほしい。焦らなくていいし、比べる必要もない。ただ、自分の身体を大切にしながら、心地よさを一緒に見つけていけたらいいなと思っています。
Noah 亜嵐(アラン)
亜嵐の写メ日記
-
【焦らなくてもいい。もっと心地よくなるために】亜嵐