みなさま、こんばんは。そして、お元氣さまです。
冬の夜空に煌めくオリオン座。狩人オリオンの三つ星が夜を切り裂くように並び、その下には剣を吊るしたような星たちが続きます。この星座が美しいのは誰もが知るところだけれど、その中には、ちょっとドキドキする秘密が隠されているのをご存じでしょうか?
オリオン座の「ベルト」のすぐ下、微かにぼんやりと光る部分があります。それは星ではなく、宇宙に浮かぶ巨大なガス雲、オリオン大星雲です。この星雲は、宇宙で新たな星が生まれる「星のゆりかご」。つまり、オリオン座は「始まり」を秘めた場所でもあるのです。
でもこの秘密、実は私たち女風セラピストに通じるものがあるんです。さあ、ここからはオリオン座の秘密を女風に絡めた物語をお届けしましょう。
オリオン座のもう一つの顔
古代ギリシャでは、オリオンはただの狩人ではなく「魅惑の狩人」とも呼ばれていたらしいです。彼は獲物だけでなく、人の心も狩る名人だったといいます。
ある夜、オリオンは愛の女神アフロディーテにこう囁かれる。
「あなたの手は、どんな硬い心も解きほぐす力を持っているのね。私にその秘密を教えてくれない?」
オリオンは微笑みながら答えた。
「秘密なんてものはないさ。ただ、相手の心の星雲に触れるだけだよ。」
星雲?アフロディーテは首をかしげる。オリオンは彼女の手を取り、その指先を自分の胸に当てる。
「心の奥には誰もが星雲を持っている。そこに触れることで、新たな光=幸福を生み出せるんだ。癒しというのは、星を育てるようなものさ。」
その言葉に心を動かされたアフロディーテは、彼を星座として夜空に送り、誰もが彼の光を見て癒されるようにしたのだという。
続きは次回の日記で…
Noah 亜嵐(アラン)
亜嵐の写メ日記
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オリオン座亜嵐