少し暑めの気候を感じながら、小樽の駅に着くと石原裕次郎が出迎えてくれる。そして、小樽の街を歩いてみる。涼しげな風が運河沿いを吹き抜け、石畳の道に溶け込む歴史ある建物が目に入るたびに、何とも言えないノスタルジーが胸に広がる。ここは、一人でのんびり過ごすのに最適な場所だ。
まず訪れたいのは、小樽運河。昼間は太陽の光に照らされ、夜になるとガス灯がロマンチックに灯り、異なる表情を見せてくれる。運河を眺めながら、ゆっくりと歩く時間は、まるで時間が止まったかのような静寂を感じさせる。観光客で賑わうこともあるけれど、ちょっとした隙間の瞬間に一人の世界に没頭できる心地よさがある。
運河を後にし、次に向かうのは「ステンドガラス美術館」。色とりどりの光が差し込むステンドガラス作品の美しさは、心に静かな感動を与えてくれる。ガラス越しに見る世界はどこか夢の中にいるようで、一瞬一瞬が特別なものに感じられる。美術館の建物自体も、異国情緒を感じさせるデザインで、非日常の雰囲気を楽しむことができる。
また、小樽に来たら絶対に訪れたいのが「LeTAO」のカフェ。チーズケーキで有名なこのお店は、甘さと酸味のバランスが絶妙で、一口食べるごとに幸せが広がる。おしゃれな店内で過ごすひとときは、旅の疲れを癒してくれること間違いなし。スイーツだけでなく、カフェの雰囲気や景色も楽しめるので、贅沢な時間を過ごせることだろう。
そして、小樽といえばお寿司も外せない。新鮮な海の幸を味わうなら、ぜひ地元の寿司店へ。カウンター越しに職人が握る寿司は、口に入れる瞬間にとろけるような味わいで、何度でも食べたくなる。1人で訪れても、気さくな大将との会話を楽しめるのも魅力的だ。ちなみに行ったのは回転寿司。湯のみまで回っていたのにはオドロキだ。
小樽の街は、ただ歩いているだけでも癒される。歴史と自然が調和した風景は、疲れた心を優しく包み込んでくれるような気がする。特に、暑い季節の小旅行なら、涼しげな風を感じながら小樽の魅力を存分に味わえるはず。
一人旅だからこそ、自分のペースで自由に街を楽しめる。それが、小樽での旅の醍醐味かもしれない。次の休日は、小樽でリフレッシュしに行ってみるのはいかがだろう?
Noah 亜嵐(アラン)
亜嵐の写メ日記
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小樽へ小旅行亜嵐