一人の女性を愛するだけの話
宮沢りえの色気たるやもう凄まじいです
全体に暗めのトーンで始まる前半と後半のテンポの変化も見どころだし坂本龍一の音楽も素敵です
何百着の服を残して妻が死んだ・・・
「孤独」そのものを描いた作品で、これほど的確に「孤独」を描いた作品は記憶にない。
人は何かを得て、失った時に、とてつもない孤独感に襲われる。
主人公の表現を借りれば、
"冷や汗が出るくらいの恐怖感。"
"孤独とは牢獄のようなものだと彼は思った。"
「服に着られるために生まれてきた女性」を宮沢りえが好演している。1人2役を見事に演じ分けています。、
セリフ少なめで美しい映像を堪能できます
我儘な女性ってやっぱり唆られます
堪らない
イッセー尾形の静かながら存在感ある演技、惚れ惚れしてしまいました
村上春樹作品の映像化では今までで一番良かったかも。
西島秀俊の語り、グラフィックデザイナーの野田凪がオープニングのイラストを担当していたり、見どころ満載です
めちゃくちゃ好きな映画
村上春樹の短編小説を2005年、市川準監督により映画化された作品
あらすじfrom wikipedia
孤独でも平気だと思って生きてきたトニー滝谷はある時、1人の美しい女性に恋心を覚える。彼女が妻となり、彼の人生の孤独な時間は終了したが、束の間の幸福は妻の事故死で失われてしまう。残ったのは、衣装部屋いっぱいのサイズ7の服だけだった…。
玲一の写メ日記
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映画とエロスVol.13玲一