映画とエロスVol.26
「ツィゴイネルワイゼン」
鰻の肝を口移しで食べさせるシーン、女優さんが色っぽく美しい。
カット割りや映像が美しく絵画や春画を見ているように幻想的でうっとりします。漆の椀や調度品、鎌倉の切通しや古い家屋の雰囲気も印象的。和洋折衷な空間づくりや衣装なども見どころ。目に入ったゴミを舌で舐め取るシーン、男女の絡みがすごい。
セリフも印象に残ってるものが多く、女性の身体を舐め回しながら「なんでも腐りかけがいいんだよ」「ジタバタしながらしがみついてくる」ってなかなか言えないよなぁ
大谷直子演じる、園が言った
「あなた私の骨が好きなんでしょ。私の体を焼いたら透き通った桜の花びらみたいな骨がとれると思ってるんでしょ。わかるわよ、いつだって、骨をしゃぶるような抱き方だもの、わかるわよ」
痺れた、やらしすぎる
あらすじ
士官学校の教授・青地豊二郎と、元同僚で無頼の友人・中砂純は、旅先の宿で弟の葬式帰りだという芸者・小層と出会う。1年後、結婚したという中砂の家を訪ねた青地は、新妻の園を見て驚く。彼女はかって旅先で呼んだ芸者・小名と瓜二つだった。
玲一の写メ日記
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映画とエロスVol.26玲一