【プロセスを一緒に楽しむ】- 玲一(Noah)- 性感マッサージ

Noah

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玲一の写メ日記

  • プロセスを一緒に楽しむ
    玲一
    プロセスを一緒に楽しむ

    久しぶりに映画観てきました
    ヴィム・ヴェンダースの新作
    「Perfect days」

    あぁ〜、すごく良い映画でした!
    ラストシーンは圧巻!
    この高揚感久しぶりで
    気持ちいい

    セックスとはまた違う気持ち良さだけど
    クセになります
    良い作品を初めて観た時の感覚
    なんて表現したらいいんだろう

    「パリ、テキサス」「ベルリン天使の詩」
    など大好きな映画ばかり作ってる監督なので
    映画館で観れて良かった

    最近はものを見たり読んだりインプットしていく際に
    アウトプット先が
    本業のデザインと
    女風と
    二つあること
    どっちも必ず浮かぶことが
    当たり前となってきました

    この先は文章ではなく
    メモみたいなものなので
    映画観ないと意味がわからないですが…

    映画についてのインタビューがあり
    その中でヴェンダースが
    何個も面白いキーワードを話していたから
    メモがわりに

    "「私はフィクションとドキュメンタリーが
    ジグザクに進んで交わり合ったりすること、
    この二つを本当には定義できないことを知っています
    そのことがその美しさなのです」"

    自分たちの人生の中で選択した
    女風サービスは、リアルな生活の一部にあるファンタジーの要素ではあるけれど
    でも同じ時間軸の人生の一部に含まれていて
    軽んじることもできないな、などと思う
    たかが風俗だけど、そう軽視もできない
    自分の人生のドキュメンタリーの中にある、フィクションのような時間をどう脳で処理するのか

    "「映画を商品とみなしていません
    映画は経験とプロセスなんです」"
    "「ひとりひとりが違って
    作品ごとに語り方を探り当てる必要がある
    固有の文法があって
    固有の語彙を使ってきて
    それは新しい言語そのものです
    しかも、その言語を他の作品に適用することはできない
    ゼロから始めなければならない
    経験に頼りすぎると何かが欠けてしまって
    観客がついてこない

    商品は眺めるだけです
    プロセスを一緒に楽しめれば
    人はその中に入っていきます」"

    女風でお客様との時間を共にする過程(プロセス)も正に上記のようで
    セックスを通して一緒に言語化できない何かを探り当てていく感覚なんだ
    と気付きがありました

    レトリックや
    テクニックなど
    装飾的な要素に目がいきがちだけど

    本質であるふたりの関係性がしっかりしていなければ、それらが成り立つことがないこと
    など車を運転しながら
    ふわふわと考えたりしていました




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