グータンヌーボって女性芸能人が
食事しながらおしゃべり
してプライベートとか恋愛とか
普段見れない表情が見れる
番組なんだけど
男性版もありまして
KENZO(Da punp)×尾上右近(歌舞伎町役者)×満島真之介(俳優)
の回が面白かったのでシェア
Da PunpのUSAという楽曲についての話が
ちょー面白くて笑いました
以下3人の会話
KENZO→
ダパンプのUSAって楽曲をもらったとき
一瞬間違いかなと思った
イッサのスター性とかかっこよさに憧れて入ったのに
イッサがカモンベイビーとUSAとしか歌っていない
もうこれで売れなかったら辞めようと思った
背水の陣だった
満島真之介→
おれ爆笑しちゃって
こんな曲でいくの?
って思った笑
KENZO→
ダンス18年やってきて世界一を6回とってるのに単純なダンスのフリしかなくて
屈辱的だった
満島真之介→
これ右近さんにも通ずるところがあるんじゃない?
今まで型をずっと伝統芸能を学んできたのに
急に「単純なフリだけやってろ」
って言われてるのと一緒のような感じでしょ?
屈辱的な感じなんですよ
尾上右近→
でも「どこのレベルで魂売ってるってことになるのか」って結構不透明ですよね
魂を売るのが当たり前だと思うと
毎回、四苦八苦しなくて済むっていう
ことになるんだなってのは最近思う
本来歌舞伎の役の中で「立役」と「女形」っていう男と女を演じる、両方とも男が演じるんだけど
僕は「女形」やることが多くて
若いうちはとくに多いし
自分は結構「立役」が好きで本来は
「女形」分かんないし
男を性別を超えて行くわけだから
自分が着たい服じゃないものを着る感覚
「そっちが似合ってるよ」って言われたら
なんとかこれを好きにならなきゃ
魂を売るって所のレベルじゃないんですよ
自分の思いだけじゃない部分
KENZO→
ちょっとあんまり好みじゃないものを
(演じる)ってことですか?
尾上右近→
迎合してるのか…
迎合と奉仕は違う
迎合(相手が気に入るように、自分の考えを捨ててでも相手に合わせる)
「(鑑賞する)その人の為に」って思えば
別にどうこうしようが
自分を大事には思わない
「ウケれば何でもいいや」っていうのは迎合
媚びるってことになっちゃうっていう
KENZO→
やり続けてたら違う景色が見えてきて
今までやってた踊りだったら子供たちを笑顔にできなかった
踊っている間に子どもたちが笑ってる姿とか
一緒に踊り始める姿を見た時に
あれ?迎合じゃなくて
奉仕じゃないか…
たぶん
ってなった瞬間があったんだと思う
それで一生続けられるって思ったんだと思う
満島真之介→
役者は型があるわけじゃないから
役と自分を憑依させるみたいな感じなんだよね
尾上右近→
役に引きずられるっていう感覚が
にわかに信じられないのは
歌舞伎は逆に型があるんで
その形でやるとその気持ちになっていく
(伝統の力)
セオリーに則ってやると
その気持ちになるっていうのが
「本当の型」だと思う
「形」と「型」の違いだと思うんですけど
そういう形をとっていると
自分の気持ちがコミットしていく
KENZO→
ダンスも似てるかも
型に由来があるんですよ全部
ダンスは時代と共に型は変化していきますね
今話した(奉仕や型の話)って
実は全部繋がってる気がするわけですよ
女性との関係にも
全員→
全部一直線上に繋がるってことですよね
尾上右近→
この瞬間切り取っただけでも
この人はどういう風に女性と接してて
どういうものを相手に求めてて
どういうものを大事にしてるかっていうのが
きっと漏れてるですよね
「女形」っていうもの自体が
「男が理想とする女」っていうものであると同時に
その役者が「どういう風に女性を見ているか」
っていうのが
女形を演じた時に
漏れ漏れに漏れるんですよね
その感情をリンクさせて
女形を演じるのって楽しいんですよ
漏れるからすごく恥ずかしい
「こいつほぼ童貞だな」って
思われるかもしれないし
でもやっぱり自分が見ているものっていうのを
「どっかで漏れている自分でいたいな」
ってすごく思いますね
「あれ?この人なんか面白いな」
って思う一因っていうのは
「漏れる気持ち」だったり
「人間力」だと思うんですよね
KENZO→
それが型になっていくんですかね
尾上右近→
まだでも発展途上ですから
逆に教えてもらってる感じ
女性から観て学ぶ所の方が多いですよね
ここまでが番組内の3人の会話なんですが
①玲一という源氏名を演じる
今の自分とリンクして興味深かった
まさしく「迎合と奉仕」の違いが魅力に繋がる
②婦人服のデザインをする本業の
自分にリンクした
(理想の女性像を作り出す点)
③風俗界の色恋、ビジネス勃起
そもそもファンタジーの世界であり
演じている節は否めないことを
前提に考えないとな
の3本立てで今後の日記に
続けて話をしていければと思います
そう、いままでの生き方が
全部、玲一に現れてしまうということです
怖さもあるけど楽しいですね
グータンヌーボ2
シーズン2
エピソード16
アマプラで見れます
玲一の写メ日記
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迎合と奉仕玲一