2月から3月にかけていわゆる閑散期に入り、今まで売り上げが高く上がっていた人は停滞や減収して焦りを感じたかもしれません。
逆に新しくデビューした方は頑張りが少しずつ形になりひとつの達成感を得たり、中堅陣は改めて自身を振り返る時間となったかと思います。
だけれど決して焦らず、あくまで自分たちは選ばれる身であるということを忘れず日々楔を打っていくしかありません。
そんな時、メッセージのやり取りを見直してみてもし忘れているのだとしたら改めてひとつひとつ丁寧に相手に気を遣って返事が出来ているか。
ポストを増やしてみたり、日記の内容を工夫してみたり、キャスをやってみたり、女風バーに立ってみたりと出来ることは山ほどあります。
「予約が取れない」と嘆く前に出来ることを全てやってみては?それがスタートラインです。
キャスをやるなら一人ででもいいし誰かを誘ってもいいし、バーに出勤する時も同じ。
それ以外には誰かを誘って遊びに行ったり飲みに行ったりしてその風景や話したことをネタにポストしても日記にしてもいい。
もしくは他店の誰かと交流を持つのもいい。
お店単位で一切制限していないのだとしたらそこはもう自由です。
先の見えない日々の活動、リピートのお客様が固定したかと思えばなにかのきっかけでお客様が離れて行ったりと決して安定した職業とは言えません。
漠然とした不安を抱えながら多くはそれに耐えきれず、かつあと一歩というところで辞めて行ったりと長く続けにくい仕事です。
ですが安心して下さい。
今の不安や頑張りは必ず報われます。自分がそれを体現した身近な一人です。
瑞希と自分は違うと思うかもしれません。ですがそれは当然で、指名を頂くお客様も違います。
出来ることは違い、個性もそれぞれ。
ただ確固たる自分をもってお客様一人一人に真摯に向き合えば必ず結果はついてきます。
決まった売れ方というのはなく、人によって波はありますが必ず成果は出ます。
年度末を過ぎ4月からは新生活が始まり、女風業界も新たに様々な事柄が起こりまたひとつの過渡期にあるのかもしれません。
僕は今までもこれからも売り上げ至上主義ではなく個人が掲げた目標に準拠して活動して行きますし、他のセラピストにもそうであって欲しいと思っています。
代表となった立場から言えば、いつでも相談に乗りますし常に道は指示し一緒に歩んで方向が違えば修正しまた一緒に。
これの繰り返しです。
何か勘違いや遠慮をしているかもしれませんがそれが僕の仕事であり僕の楽しさや嬉しさなんです。
慣れ始めた頃に訪れる慢心や驕り、承認欲求なんてものは僕達に必要なく自己肯定感だけを引っ提げていつでも会う貴女に最高の時間を楽しんで頂くよう努力する。
その最高を積み重ねた先に人気や評価というものが後からついてくるだけです。
僕達が目指すべきところは誰かの一番になるというのも大切だとは思いますが、委ねて頂く身体と心を大切にして「楽しかった!」の言葉がもらえるだけで充分。
だと思いますしなにより嬉しさを感じる瞬間です。