『どうすればよかったか?』
藤野知明監督の映画が12/7から公開されました。
HPより
「面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。(中略)分かりあえなさとともに生きる、すべての人に向けたドキュメンタリー」
なかなか重そうな内容ですね。
他人事ではなく思えたので私も見に行く予定です。人それぞれ、何かしら自分の闇、家族の闇というものが大なり小なりありますよね。
私も人に言いづらい闇はいくつかあります。家族のことで言えば、母の自/殺未遂でしょうか。
実家の複雑な事情、娘の決断が発端で母はビルの屋上から飛び降りようとしました。それを見つけた私は慌てて母にしがみつき、一緒に転落しそうになりました。あの時の揺らいだ階下の景色は今でも忘れられません。その後も隙を見ては死のうとする母。母の一挙一動を監視する私。母はストレスで認知症が進み、今は施設にいます。
その当時の私の精神状態はかなりおかしかったと思います。体が鉛のように動かない。全身に虫が這うような感覚。何かが壊れていくのが分かる。かと思えば、生き急ぐかのように、必死に何かに打ち込み、積極的に外に出かけ、人との関わりを密に取ろうとしました。
貴方はこれを読んでどう思われますか。
道徳と正義感を掲げ「何か助けてあげたい」と思いますか。「そっとしておいたほうがいい」という優しさが芽生えますか。「私も似たような経験がある」と語りたくなりますか。「だから何?」となりますか。「聞きたくないこと聞いちゃった」となりますか。弱みにつけこんで旨みを搾り取ろうとする人も稀にいるかもしれない。
「どうすればよかったか?」
世の中、正解を出せないものはたくさんあります。「〜すべき」というモラルで片付けられないものがあります。
しんどさを誰かに受けてもらいたい。
束の間の安らぎがほしい。
そういう気持ちを抱くのは当然です。
それをまるっと受け止めてくれる人は存在するものなのでしょうか。
仮に受け止めてくれた人がいて、その人はどういう気持ちで受け止めているのでしょうか。
女性用風俗を利用する方は、楽しく割り切って遊ぶ方もいたら、闇に少しの温もりを求めて遊ぶ方もいらっしゃいます。
時にキャストとうまくいかず、悩んでいる方もいるでしょう。そんな方のための座談会を明日12/13 22時〜あす香とみわで開くことにしました。
ご参加くださる皆様、ありがとうございます。
ほとんどの方がアーカイブ視聴のようです。当日都合が合わなくても大丈夫なので、ご興味ございましたらお申し込みくださいませ。
申し込みフォームは、みわXアカウント(@spamarine_miwa)の固定ポストのリポストにございます。
みわの写メ日記
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『どうすればよかったか?』みわ