先日、関西にお邪魔させていただきました。
大阪に行くのは約9年ぶりでしたが
実は18年ほど前に
1人で関西に来たことがあります。
あの時の経験、想いが
今の自分の大きな要素の1つになっていると言っても過言ではない。
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当時17歳くらいでしょうか。
多感な高校時代。
なぜか周りの人みんなに
周りの環境全てにイライラして
(なにがあったん?)
1人になりたいと思い荷物をまとめて
大好きな京都へ旅に出ました。
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新幹線に乗ったら
嘘みたいに心が晴れやかになって
自分は自由なんだと
無敵とさえ思い
京都へ着いてからも
行きたい場所に行き
食べたいものを食べ
見たいものを見て
夜まで京都を満喫した後
滞在する予定のホテルへ向かいました。
ホテルについてからも探検気分
1人でホテル内を見回って
見つけた自販機のお弁当を買って
(紐を引っ張ると温まるやつ)
コーラも買って
夜食にしようと楽しみにしていました。
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夜中、ホテルの暗い部屋の中で
お弁当が温まるのを1人待っている時
突然えも言えぬ寂しさ
悲しさ、怖さに襲われました。
思えばこんなに長く1人になることなんて
生まれてこの方たぶんなかった。
明日も明後日も1人なんだ。
そう思った瞬間
1人が "独り" に変わり
今このまま死んでも誰も気づいてくれないんじゃないか
親に知られることもないんじゃないか
もう2度と誰とも会えないんじゃないか
とんでもない恐怖や妄想が膨らみました。
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身体は大きくなっても
まだまだ心が子どものまま
今ある幸せもわからないで
勢いだけでそこを飛び出して
いざ夜独りになって
震え出すなんて今思えば滑稽ですが
あの日はっきりとわかったことが1つ
『人は1人(独り)では生きていけない』
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その夜
生まれて初めて自分から友達に電話しました。
生まれて初めて長電話しました。
電話に出てくれて涙が出るほど嬉しかった。
あんなに周りの人、物、全てにイライラしてたのに。
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BUMP OF CHICKEN
『supernova』
熱が出たりすると気付くんだ
僕には体があるって事
鼻が詰まったりすると解るんだ
今まで呼吸をしていた事
君の存在だって
何度も確かめはするけど
本当の大事さは
居なくなってから知るんだ
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失って初めて気づく
って言葉よく聞きますね。
失う前に気づけた。
「1人が好き。」
と言えるのは
今周りにいる人たちのおかげなんだってこと
それが幸せってこと
2度と忘れません。
いつもありがとうね。
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はやとの写メ日記
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1人はやと