早川タダノリ編著『まぼろしの「日本的家族」』を読んでみたよ。約200頁、全7章からなる本で、各章を別々の人が書いているから、例えば興味のある章だけを読んでも理解できる構成になってました。
内容としては、日本(≒各時代の政権)がどのような「家族観」を持ち、それに付随する制度や法律、憲法の変遷を比較的平易な言葉でまとめたもので、とても面白かったです。
最近はこの手の本を数冊買って読み進めているのだけど、それには理由があって、「選択的夫婦別姓」にとても興味があるんですよ。正確にいうと、「制度そのもの」よりも、「制度導入を巡る拒否反応」みたいな所に興味の中心があります。
個人的には「苗字の選択肢が増えるんだから導入すればいいんじゃないの」くらいにしか思ってなかったので、ここまで根強い反対意見があることに驚いたんですね。興味を持った経緯等々は少し長くなるので、また別の機会にでも書きますね。
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なおの写メ日記
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まぼろしの「日本的家族」なお