さてさて、前回の「メリット編」に引き続き、今回は「デメリット編」をお届けします。あいりん地区は滞在費が安く抑えられ、交通の便も良い反面、残念ながらいくつかのデメリットがあることは否めないんですよ。そこで、滞在中に俺が感じたデメリットを幾つか書いていこうと思います。
①治安があまり良くない
例えば東京でいう歌舞伎町や池袋の様に「ヤンキーが多い」みたいな治安の悪さではなくて、単純に何かで酔っている人が多いです。最近は路上で覚醒剤売買はめったに行われないようですが、何かに向かって怒鳴りながら歩いてる人や、虚空に向かって殴る蹴るを繰り返す人など、見るからにちょっとアレな人がいるのは事実です。街中を散歩しているといきなり怒鳴られたりするのでビックリします。ただ、身体的に実害を及ぼすような絡み方をされたことはないので、変に言い返したりしなければ大丈夫だと思います。たぶん。
体感ですが、駅前よりも西成警察署周に近づくにつれて治安が悪くなる気がします。どないなっとんねん。
②女性が泊まれない宿がある
「宿」と書いてますが、ここでは普通のビジネスホテルではなく、1000円前後で泊まれる簡易宿泊所を表す「ドヤ」のことを指しています。もともと女性の宿泊者が少ないこともあるのでしょうが、安いドヤは男性限定のケースが多いです。なので、ドヤ街に泊まる場合は事前に確認しておくのが吉だと思います。
③夜中に叫び声が聞こえる
就寝後に「うぉぉぉおお!!」とか「なんやぁぁぁ!!」みたいな声が路上から聞こえてくることが結構あるので、慣れないうちはビックリするかもしれません。慣れれば特に気になりませんが、心の準備はしておいた方がいいと思います。
俺が滞在中に感じたデメリットはこんな感じです。結局のところ、物見遊山的なテンションで行かなければ、運が悪くない限りトラブルに巻き込まれる確率は高くないと思います。郷に入っては郷に従う精神を尊んで、絡まれても変に言い返さずに穏便に過ごす姿勢が肝要です。何はともあれ住めば都です。
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なおの写メ日記
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あいりん地区に泊まるメリットとデメリットなお