スパホワイトに入店してからは大阪出張企画として、年に2〜3回ほど大阪に滞在しています。俺はその際に大阪市西成区北東部に位置する「あいりん地区(いわゆるドヤ街、詳しくはググってね)」で宿を取っているのですが、今回はそのメリットとデメリットを2回に分けて書いていこうと思います。この地域での滞在を検討してる方は是非ご一読を。
〜メリット編〜
①物価が安い
この地区は物価がとても低いんですよ。例えば宿であれば1泊1000円前後、自動販売機の飲み物は100円以下で買えるし、200円で食べられるラーメン屋さんなんかもあります。イカした外観の「スーパー玉出」に行けばお弁当も安く手に入ります。ちなみに俺が今回の滞在(4泊5日)で取った宿は総額で5200円でした。
滞在費を抑えたい人には打って付けの場所だと思います。
②交通の弁が良い
あいりん地区は幾つかの駅(動物園前、新今宮、天下茶屋駅等)が使えて非常に便利です。梅田駅や新大阪駅であれば御堂筋線で20分ほど、天王寺や難波であれば徒歩でも行けます。それに関西空港駅へも南海空港線で乗り換えなしで1時間程度で着きます。
中心市街地へのアクセスは抜群に良いので、梅田や難波で遊んだ後も宿へすぐに帰ることができて便利です。
③銭湯、コインランドリー、コインロッカーが多い
風呂無しの宿や長期滞在者が多いので必然的にそうなるのでしょうが、非常に多いです。そして朝の6時頃から開いている銭湯も幾つかのあるで、早朝はランドリーで洗濯をしつつ朝風呂に入るなんて効率的な事もできちゃいます。
日雇い労働者の間では銭湯、コインランドリー、コインロッカーは「三種の神器」なんて呼ばれているとかいないとか。
④早朝に露店が並ぶ道がある
これは通称「泥棒市」と呼ばれていて、盗品や何処かから横流しされてきたような物品が並ぶ露店です(路上で無許可でやってるので本当は違法)。定期的に場所は変わるけど朝の6時頃に、あいりん労働福祉センター周辺をウロウロしてれば見つかります。品揃えとしては、衣料品や偽ブランド品、家電製品や薬まで様々なものが扱われていて、なんと言うか路上のドン・キホーテみたいな感じです。
時々YouTuberが撮影した動画がアップされてるけど、興味本位でカメラを向ける行為はトラブルに繋がるので絶対にしない方がいいと思います。
⑤日雇い仕事がある
これまた早朝にあいりん労働福祉センター周辺をウロウロしてると、手配師(仕事を斡旋してくれる人)に「現金探しとるんか?」みたいに声を掛けられます。そこで簡単に条件(仕事内容とか金額)を訊いて、オッケーならそのまま日雇いの仕事ができます。手配師のお兄ちゃん曰く、「最近はコロナで現場仕事が少し減ってるけど高齢者じゃなければとりあえず無職にはならんで」とのこと。
身分証不要で仕事はできるけど、怪我をしても労災なんて適用されないケースが多いからご留意を。
⑥猫がいる
道とか公園に猫が多数います。かわいい。
メリットとしてはそんな感じですかね。逃亡中の市橋達也も滞在してたみたいなので、仮に着の身着のままで流れ着いてもなんとかなる地域だと思います。
そして次回はデメリット編。暫しお待ちを。
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あいりん地区に泊まるメリットとデメリットなお