港北SAに到着して暫く休憩した後にヒッチを再開することにした。
港北SAは車の出入口がそれぞれ1つずつ有るので出発する車は必然的に出口を通る構造になっている。停まっている車に直接声をかけに行くよりも、車が絶対に通る出口でボードを掲げていた方が効率が良さそうな気がしたので、そこに立つことにした。
夕方も近づいてきたので、日が沈む前に車を捕まえたかった。日が沈むとボードの文字が見えにくくなるし、車の台数も少なくなるからだ。
しかし最初に大通りでヒッチをしていた時と同じで、ボードには気付いてこちらを一瞥はするものの、なかなか停まってはくれないまま時間が過ぎていった。
30分程度が経過した辺りで、このままではマズイのではと思い始め、半ば自棄っぱちな思想から「乗せてくれそうな車が通ったら笑顔で手を振る作戦」を開始した。
そしたらですね、手を振った効果かどうかはわからないけれど、なんと10分程度で捕まったんですよ。しかも長距離トラックの運転手ですよ。「滋賀県までで良ければ乗せたるで」の一言はまさに俺にとって福音でした。センキューゴッド。
そんなこんなで2台目のヒッチに成功して何気に人生初の大型トラックに乗り込み、関西への旅路を進めるなお氏でした。
【出発:港北SA(神奈川県)/15時→到着:港北SA(神奈川県)/16時】
『Hitchin’ A Ride 6』に続く。
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