ヒッチハイクで東京から大阪まで行くと決めたからには多少なりとも下調べはしなきゃと思い立ち、ネットで「ヒッチハイク 日本」とか「ヒッチハイク コツ」等々全く捻りのない検索を繰り返していた。
そこで学んだ事は以下のだった。これを読んでるヒッチハイク志望者の諸君は良く目に焼き付けるように。
①下道で始める場合はIC付近の大通りで始め、車の動線上にコンビニ等の駐車スペースがある場所を選ぶ
②行き先を示すボードにはピンポイントの場所ではなく大まかな場所を大きな文字で書く(Ex.大阪方面、西日本、北へ)
③しかめっ面で立たないこと
④乗せてくれた人への感謝の気持ちを忘れない
⑤折れない心を持つ
過半数が精神論だけど、まぁざっとこんな感じの事柄をインプットし、当日に向けて準備を進めていた。行程としては、大阪出張企画開始日の2日前に出発して、仮に間に合わないと判断した場合は他の交通手段で移動する事にした。
つまり、東京〜大阪間を48時間以内に移動できればチャレンジ成功という訳だ。
持ち物は、通常の旅行の荷物と施術道具一式に加えて、水2リットル、クッカーセット、コンロ(スペアのガス缶含む)、パスタ、百均で買ったパスタソース、バスタオル、雨合羽を追加した。要は野宿になった場合でも耐えられる状態にしたのである。
今まで年に数回だけではあるけど、キャンプや車中泊をしていたのでこれらの道具は既に所有していたから新たに器具を購入する必要がなかったのは幸いだった。
そんなこんなで下調べと事前準備を終え、出発当日の朝を迎えた。期待と不安を胸に秘めて、ついに人生初のヒッチハイクを始める時が来たのだ。「乗せてくれた人がヤベー奴だったらどうしよう」等々の一抹の不安を抱えながら、最初のヒッチハイクポイントへ向かうなお氏であった。
次回、『Hitchin’ A Ride 3』に続く。
[cast shop_id="115" cast_id="8217" name="なお"]