人間って不思議なもんで
“持ってる人”の言葉より
“持ってない人”の背中の方が
なぜか刺さったりする。
勝者が声高らかに語る
「勝利の方程式」なんかより
敗者がボソッと漏らす
「敗北のクセ」みたいな話の方が、
全然勉強になると思う。
もちろん努力して掴んだ人はすごい。
でも、最初から「条件そろってます」って
人が言う
「夢は叶う」ってセリフには
どこか距離を感じてしまう。
こっちは最初から
持ってないし、知らないし、わからない。
正しい日記の書き方も
SNSの映え方も
いい感じの自撮りの角度すらわからん。
そもそも、スタートラインに
すら立ててない感じ。
でもな、不思議と。
そういう人間って“にじみ出るもの”があるんよ。
必死さとか、健気さとか
「どうにか届いてくれ」っていう汗の匂いとか。
それがときどき
誰かの心に引っかかることがある。
華やかさでも色気でもない。
でも、「なんか気になる」って
言ってもらえることがある。
それって、めちゃくちゃ希望やと思う。
だって
最初から何も持ってないやつが這い上がるには
それしかないやろ。
格好つけてる場合じゃない。
媚びてもいい。滑ってもいい。必死でもええ。
今日もボクは、
“持たざる者”として、
にじみ出る“何か”で勝負していこうと思う。
最悪、この日記読んで
「こいつ、なんか一生懸命やな」って
笑ってもらえたら
それでちょっと救われる気がするしな。
皆さまも良い朝を。
from…Eveki
Evekiの写メ日記
-
「敗北のクセ。」Eveki