知人が出瓶(この言葉も今日初めて知りました)するということで、人生で初めて華道展に足を運びました。
正直なところ、これまでお花について勉強したこともなければ展示会に足を運んだ経験もありません。
色とりどりの花々、複雑な形をした葉、花に合わせて丁寧に選ばれた花瓶、そしてなんか自由な意思を感じる伸びた枝。
どの作品も見ているだけで「すごい」と感じさせられ正直、僕の語彙量ではその魅力をうまく伝えきれないのがもどかしいくらいでした。
そんな中、何十点と並ぶ作品の中から
ひときわ心に残る作品がありました。
それが写真の作品です。
他の作品は花そのものの美しさや
鮮やかさを前面に押し出したものが多かったのですが
この作品だけは静かに、でも確かに違う空気をまとっていました。
派手さはないのに、目が離せない。
枯れているようで、何故か「生」が息づいている。そんな静かな力強さを感じました。
お花の世界のことは
まだ何も分からないけれど
「見た目だけではなく、その奥にあるものを感じること」の大切さを教えてもらったような気がします。
この感覚って実は
女風にもつながるのかもしれません。
うまく言葉にできなくても
「なんだか心地いい」「そばにいると、ふと安心する」。
そんな風に感じてもらえる時間を
お届けできたらいいなと改めて思いました。
今日の出会いを通して
少しだけ感性の引き出しが増えた気がしています。
from...Eveki
Evekiの写メ日記
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「派手じゃないけど忘れられない。」Eveki