YOSHIKIです
今回の日記は過去の文献シリーズ
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舞台は東北1の大都市 ”仙台”
- BGMは仕事の流儀より:Progress / スガシカオ -
身体を粉々にするほどの寒さが残る3月の初め、女性用風俗セラピスト「YOSHIKI」がデビューした。
※当時の源氏名は実は【YOSHIKI】じゃなく【〇〇】だった。気になる人は直接教えるね
俺は九州から東北に来たばかり、まったく防寒できていない服装で仙台随一のラブホテル街《立町》に向かうため携帯片手に彷徨っていた。
『”たてまち”ってどこだよ…』
俺は立町→たちまち と読むことも知らなかった。
※このお話のだいぶ後、お客様に指摘されて気づくことになる (照
そうして寒い中携帯のナビに翻弄され、ようやくお客様が待つホテルに到着した。
※遅刻なんて言語道断!超心配性なので開始時間の30分前についてしまい、寒空の下心臓バックバクで時間を潰していた
ついに約束の時間前、お客様に連絡
『今近くに着きました、ホテルに向かってよろしいですか?』
と、指は震えながらクールな文章を送信。
『はい、〇〇号室で待っています』
お客様から返信が届いたところで緊張MAX、心臓が口とお尻から出てきたので必死に押し込みました。
フロントに到着しホテルの受付の方に説明
『あ…ま、ま、待ち合わしぇですぅぅぅ!!!』
震える声にしっかりと噛み間違えたが、無事に通されエレベーターに乗り部屋の前に到着。
部屋の呼び出しボタンを押す前に 『ふーーーーっ』 と深呼吸
「シャンシャン♪ズンズン♪ランランランラン♪」
俺の気持ちとは裏腹に通路に流れる有線がまた緊張を駆り立てる。
もう一回 『ふーーーーーーっ』 息を整えボタンをPush...
『ガチャ』
扉が開いた。
「シャンシャン♪ズンズン♪ランランランラン…」
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女風(キャスト) デビューのお話 ~前編~YOSHIKI