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Keiの写メ日記

  • 【120分コースシチュエーション】初対面なのに、こんなに自然に...
    Kei
    【120分コースシチュエーション】初対面なのに、こんなに自然に...

    ふと目に留まった、昼間は会社員として働くというセラピストのプロフィール。
    派手すぎず、礼儀正しくて、誠実そう。
    思い切ってDMを送ってみると、丁寧な返事とスムーズな段取り。
    少しずつ、安心と期待が混ざっていく。

    ●駅で待ち合わせ
    待ち合わせ場所に現れた彼は、スーツ姿ではなかったけれど、どこか“きちんとした空気”をまとっていた。
    仕事終わりなのかな...?
    話し方も落ち着いていて、必要以上に馴れ馴れしくない。
    「普段会社でも、こんな風なのかな」
    そんなことをぼんやり考えているうちに、ホテルに到着。

    ● ホテルに入ってから
    部屋に入って、飲み物をすすめられ、軽く会話。
    でも会話は形式的じゃなくて、自然。
    こちらの緊張をほぐそうとしてくれてるのが伝わってくる。
    「ここ、初めて来たんですか?」なんて軽く話しながら、
    施術内容、シャワーのことを丁寧に案内してくれる。
    話すうちに緊張もほぐれていって、少しずつ距離が縮まっていくのが分かる。

    ●スキンシップから徐々に官能へ
    最初は手に触れられるくらいのやさしいスキンシップ。
    手を取られて、そのまま軽くハグ──それだけでちょっと心拍数が上がる。
    目が合う時間が長くなって、気づけばキス。
    「こうなる流れだったのかも」と、自然に思えるくらい、違和感がなかった。

    キスのあと、静かにベッドへ誘導される。
    強引ではないけれど、迷わせないリードがあるのが心地いい。

    そこからは、体を預ける時間。
    焦らず、でも曖昧でもなくて、ちょうどいいテンポで進んでいく。
    無理に何かを求められることもないし、こちらの表情や呼吸をよく見てくれているのが伝わってくる。
    途中で「大丈夫ですか?」と声をかけてくれるのも、ありがたい。

    一通り落ち着いたあとは、ベッドで並んで少し会話。
    甘い言葉を投げかけられるよりも、穏やかな声でたわいない話をするほうが、心に残った。

    シャワーを浴びたあとも、最後の時間まで慌ただしくなることはなく、
    「時間、まだありますからゆっくりしてくださいね」と静かに寄り添ってくれた。

    ●帰りの時間
    駅まで一緒に歩く彼は、また“普通の人”に戻っていた。
    でも私の中には、さっきの彼がまだ残っている。
    真面目な顔の下に隠れた、あの熱さと優しさ。

    改札の前で、彼がふっと笑って言う。
    「また、会えたらうれしいです」

    ──たぶん、また会いたくなる。
    あのギャップが、忘れられないから。