ふと目に留まった、昼間は会社員として働くというセラピストのプロフィール。
派手すぎず、礼儀正しくて、誠実そう。
思い切ってDMを送ってみると、丁寧な返事とスムーズな段取り。
少しずつ、安心と期待が混ざっていく。
●駅で待ち合わせ
待ち合わせ場所に現れた彼は、スーツ姿ではなかったけれど、どこか“きちんとした空気”をまとっていた。
仕事終わりなのかな...?
話し方も落ち着いていて、必要以上に馴れ馴れしくない。
「普段会社でも、こんな風なのかな」
そんなことをぼんやり考えているうちに、ホテルに到着。
● ホテルに入ってから
部屋に入って、飲み物をすすめられ、軽く会話。
でも会話は形式的じゃなくて、自然。
こちらの緊張をほぐそうとしてくれてるのが伝わってくる。
「ここ、初めて来たんですか?」なんて軽く話しながら、
施術内容、シャワーのことを丁寧に案内してくれる。
話すうちに緊張もほぐれていって、少しずつ距離が縮まっていくのが分かる。
●スキンシップから徐々に官能へ
最初は手に触れられるくらいのやさしいスキンシップ。
手を取られて、そのまま軽くハグ──それだけでちょっと心拍数が上がる。
目が合う時間が長くなって、気づけばキス。
「こうなる流れだったのかも」と、自然に思えるくらい、違和感がなかった。
キスのあと、静かにベッドへ誘導される。
強引ではないけれど、迷わせないリードがあるのが心地いい。
そこからは、体を預ける時間。
焦らず、でも曖昧でもなくて、ちょうどいいテンポで進んでいく。
無理に何かを求められることもないし、こちらの表情や呼吸をよく見てくれているのが伝わってくる。
途中で「大丈夫ですか?」と声をかけてくれるのも、ありがたい。
一通り落ち着いたあとは、ベッドで並んで少し会話。
甘い言葉を投げかけられるよりも、穏やかな声でたわいない話をするほうが、心に残った。
シャワーを浴びたあとも、最後の時間まで慌ただしくなることはなく、
「時間、まだありますからゆっくりしてくださいね」と静かに寄り添ってくれた。
●帰りの時間
駅まで一緒に歩く彼は、また“普通の人”に戻っていた。
でも私の中には、さっきの彼がまだ残っている。
真面目な顔の下に隠れた、あの熱さと優しさ。
改札の前で、彼がふっと笑って言う。
「また、会えたらうれしいです」
──たぶん、また会いたくなる。
あのギャップが、忘れられないから。
Keiの写メ日記
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【120分コースシチュエーション】初対面なのに、こんなに自然に...Kei