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天都(てんと)の写メ日記

天都(てんと)

天都(てんと)  (28)

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  • 夜逃げの手伝い
    天都(てんと)
    夜逃げの手伝い

    ども!天都です!

    学生の頃、1ヶ月だけ引越しのバイトをしたことがあります。

    引越し業界って、短気な人や、ちょっと“元ヤン”っぽい先輩たちが多い印象でした(笑)。
    夏場だったこともあり、かなり過酷でしたが、心も身体も鍛えられた気がします!

    ちなみに、金持ちの家の引越しだと、たま〜にチップをもらえることもあって、それだけでちょっとテンション上がりました?

    1ヶ月で20件ほどの現場を回ったんですが、今でも強烈に記憶に残っているのが「夜逃げの手伝い」をした現場。

    …と言っても、作業したのは真っ昼間だったので、正確には“昼逃げ”ですね笑
    (この場合の適語、あるのかな?笑)

    そのお宅には、夫婦と小学生ぐらいの息子さんの3人が住んでいたようで、依頼は奥さんからでした。

    詳細までは聞かされていませんでしたが、どうやら「旦那さんと即座に離れたい」という意図があったようで、
    「とにかく速やかに作業を終わらせてほしい」と念を押されました。

    たしか、制限時間も決まっていて、緊張感ある現場だった記憶があります。

    当日は平日でしたが、息子さんも学校を休んでいたようで、現場に同席していたのを覚えています。

    作業は順調に進んでいたのですが、ひとつだけ印象的な出来事が。

    部屋の片隅に置かれていたムシカゴ(たしか中にはカブトムシかクワガタがいた気が…)を持ち出そうとした時、
    奥さんから「それはそのままでいいです」と静かに言われました。

    結局、家に残されたのは――ムシカゴ(虫つき)だけ。

    つまり、旦那さんが帰宅したときに迎えてくれたのは、
    家具でも家族でもなく、“虫”。

    想像してみてください。
    仕事を終えて帰ってきたら、家は空っぽ。
    妻も息子もいない。
    そして、ポツンと虫だけが残されてる――。

    あの旦那さんの気持ちを考えたら、悲しすぎて…
    夜しか眠れません。