涙なしでは読めない感動作を数年ぶりに読み返しました。
この本を企画・編集したのは、「BRUTUS」、「POPEYE」などを手がけてきた都築響一さん。
都築さんのメルマガの読者70名より投書された、それぞれの捨てられないTシャツの写真とそれにまつわるエピソードが綴られています。
僕はこの本を読んでとても心を揺さぶられました。
それは時に苦しくなるほどでした。
エピソードの内容や濃淡はもちろん、文体も人によってバラバラだけど、テレビやネットでは知ることができない、70通りのノンフィクションのリアルな人生を目の当たりにすることになります。
都築さんは社会の暗闇を照らすことが得意な人で、本作も大変面白く仕上がっています。
本日のXに紀伊国屋書店のリンクを貼ります。
禅の写メ日記
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【本】 #10 捨てられないTシャツ/都築響一(編)禅