こんばんは!
今夜の写メ日記は、以前から自分が思っていたことを、日頃からこの業界について、思っていたことを思うままに。
【女風とホストは似て非なるもの】
長いこと、女性向け風俗というこの業界にを見てきて、最近思うこと。
私が、この業界に入ったのは今から約20年前ぐらいのこと。その頃は勿論、今ほど店舗がなければ、この仕事に就いている人も、だいぶ少ないものでした。
当時は、出張ホスト、性感マッサージ師、そのような呼ばれ方をされていて、今でいうセラピストといった呼び方をまだしていない時代です。
いわゆる、お店である箱を構えて、お酒を提供してサービスするホストと、出張ホストは、ホストと名がつくものの全く違うものです。
女性向け風俗は出張ホストと性感マッサージ店に分かれますが、いずれも無店舗型性風俗特殊営業届出を出しての営業となります。
一方ホストクラブは、お店という箱を構えて飲食店営業の許可と、風俗営業の許可。出張ホストは、無店舗型性風俗特殊営業届出。届出でいっても、これほどの違いがあります。
何を言いたいのかと言いますと、箱ホストと出張ホストは、ホストと名前が付くものの、似て非なるもの。そこの線引きがあいまいとなってはいけないし、また箱ホストの業務と、出張ホスト、性感マッサージ店の業務は明らかに違うものです。
例えば、性感マッサージ店は、オイルマッサージ~性感マッサージを業務とし、売りにしています。また、出張ホストは、デート、ホテルでのサービス、性感マッサージについては、店により、キャストにより、コースによりあり、無しとあるとは思いますが、基本的にはそのようなサービス内容であり、最近では通話サービスやデートコースなどサービスの内容は広がりましたが、それらは全て時間により、幾らと決まっているもので、性風俗のカテゴリーとなります。
では箱ホストは?席について、セット料金など基本的な料金はあるものの、あとは飲食したもの、入れたボトルによって料金は、ほんとさまざまです。
また、箱ホストと、女性向け風俗のキャストは、何を売りにするかです。我々はもちろん、接客業であるので、接客マナーは勿論のこと、楽しませる会話であったり、ホスト的なおもてなしのスキルは勿論あった方が良いですが、マッサージ技術や、性感マッサージの技術を売りにするもの。
私はホストクラブで働いた事があるからこそ、その大変さが分かります。そして、箱ホストと出張ホストをはじめとする、女性向け風俗のホストとの違いが分かります。
あとは、棲み分けでもあると思います。例えば、男性が利用するファッションヘルス、デリバリーヘルスと、ソープランドは、同じ風俗であってもサービス内容が違うものです。それと同じように、箱ホストと女性向け風俗はサービス内容が違うもの。
ある女風店のキャストが、お客様に「今月店のランキングに入りたいから。あと○○万円使って欲しい。」そのような事があったそうな。自分はその営業スタイルは違うかなと思いました。
いくら売りたいから、ナンバーに入りたいからあといくら使って。ホストの世界では普通にありました。しかし、仕事内容から、料金システムまで違う女性向け風俗でそれをしてしまうと、ホストと我々の境界も無くなってきますし、本来そのような業界ではないと思っています。
女風とホストは似て非なるもの。
それに尽きるのではないかと思います。
哀田 剛の写メ日記
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ホストと女風の違い哀田 剛