【ホスト時代の話し第21話】- 哀田 剛(エクスタシー東京)- 性感マッサージ

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哀田 剛の写メ日記

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  • ホスト時代の話し第21話
    哀田 剛
    ホスト時代の話し第21話

    こんばんは。



    今夜の日記も、私が以前にしていましたホスト時代の話しを。



    第21話 理不尽なこと



    ホストになって、お客さんを獲得する方法としては、大きくわけて二つありました。一つは枝を引くということ。枝とは?元々誰かを指名していらしていたお客さんを幹といいます。その幹と呼ばれるお客さんが連れてきたまだ誰も指名していないお客さんの事が枝です。枝と幹、樹木か?



    あともう一つは、キャッチですね。キャッチとは以前この日記にも書きましたが、店の外に出ての営業活動、道行く女の子に声かけてナンパみたいなもので、いわゆる客引きですね。今の時代は規制により出来なくなりましたが。



    私は、そのキャッチによって、ほぼお客さんを獲得していました。キャッチは日課のように。ある日キャッチで獲得したあるお客さん、歌舞伎町のとある風俗店でお勤めの方でした。お店に連れて来れてさあ、1回きりで終わるのかリピートなるのか、これからが自分の腕の見せどころです。



    しかし、やっと店まで連れてきたそのお客さん。店のある先輩ホストがその子を気に入ったのか、何なのかわかりませんが、「剛が引くより店に来さす為には俺が引いた方がいいと思うんだよな」と言われ。その先輩ホストの指名に。なんで?それには納得いかずに、そんな事がまかり通るならば俺はもう店もホストも辞めると言いました。せっかく足で稼いだ自分の成果をいとも簡単に。あの時はほんと悔しかった。



    暫くして考え直し、私の退店は撤回しましたが、ホストを続ける事になりましたが、その先輩ホストとは確執が生まれました。たぶん新人みたいな自分なんかより、その先輩ホストが引いた方が良いとの判断だったんでしょうが、努力しても報われないものなのか?東京にきて世の中理不尽な事があるんだなと思ったことの一つでした。



    しかし、その時にホストを辞めていたら?続けていたことによって更に色々と経験しましたし、私がAV男優になるきっかけも、続けていたからありましたし、もしあの時辞めていたら、今のこの自分はいないのかも。全く違う仕事をしていたのかもしれません。世の中どこでどうなるのかなんて、わからないものです。



    つづく




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