ケインの写メ日記

女性用風俗で働くセラピスト視点の日記
日付：2025年6月4日

今日はまた一つ、新しい出会いがあった。セラピストとして働く毎日は、どんなお客様と出会うか、どんな体験を共にするのかが毎回違って、毎日が予測できない。でも、それが面白いところでもある。お客様が抱えている悩みや不安、欲求に寄り添い、少しでもその人が心からリラックスできる瞬間を作り出せたとき、やりがいを感じる。

今日、私にお会いしたのは、30代後半の女性。彼女は最初、少し緊張している様子で、部屋に入ってきた。その表情には少し不安が滲んでいて、どう接したらいいかと考えたけれど、最初に大切なのはリラックスしてもらうことだと心に決めた。セラピストとしての仕事は、ただ身体的なサービスを提供するだけではなく、その人が安心して心を開ける場所を作ることだと思っている。

最初の数分間はお互いに少し沈黙が続いた。でも、私は彼女に「今日はどんな気分ですか？」と優しく声をかけてみた。すると、少しずつ彼女の口が開き、彼女が抱えている悩みや心の葛藤が少しずつ見えてきた。

彼女は、「最近、パートナーとの関係に満足していない」「仕事やプライベートでのストレスが溜まっている」と話してくれた。それに対して、私はただ静かに耳を傾けることにした。人は、言葉にすることで心が軽くなることがある。私の役目は、その場を安全な空間として提供し、無理なく心を開かせることだ。

少しずつ、リラックスしてきた彼女は、今まで自分が抱えてきた悩みや心の隙間を話してくれた。最初は恥ずかしそうにしていたけれど、私が決してジャッジせず、彼女の気持ちに寄り添うことで、だんだんと本音を話してくれるようになった。彼女は、愛情を求める気持ちや、心の中で満たされていない部分があることを正直に打ち明けてくれた。

その後、彼女が希望していたリラクゼーションを中心に、心と体の両方を解放していく。リズムよく優しく触れることで、彼女の体が次第に緊張を解いていくのがわかる。私が心からリラックスしている姿勢を見せることで、彼女も安心して身を任せてくれた。私にとって、この瞬間が一番大切だ。

終了後、彼女は少し泣きそうな顔をして「ありがとう、なんだかとても楽になった」と言ってくれた。その言葉が、私にとって何よりの励みになる。

午後の反省

セラピストとして、時々「自分が本当にこの仕事をしている意味」を振り返ることがある。お客様にサービスを提供して、彼らが満足して帰っていくのはもちろん嬉しい。けれど、その先にあるもの、お客様が本当の自分に向き合い、少しでも心が軽くなる手助けをしていることが、この仕事の本当の価値だと思う。

その点で、今日はとても充実した一日だった。あの女性にとって、あの時間が少しでも前向きなエネルギーになったのなら、私にとっても心からの喜びだ。

夜の振り返り

仕事を終えて帰る道すがら、今日の出来事を振り返ると、改めてこの仕事の大切さを感じる。私は癒しの存在でありたいと思っている。お客様が自分の気持ちを話し、リラックスし、そして少しでも心が軽くなる瞬間に立ち会うことができることが、私にとっては何よりの喜びだ。

また明日、新しいお客様と出会う。どんな人が来ても、私はその人の心に寄り添い、安心感を与えることを忘れないようにしたい。

この仕事が私に与えてくれるものに感謝しつつ、明日に向けて心を整えようと思う。

今日の一言
「人は心を開く場所を求めている。そして、私はその場所であり続ける。」