ケインの写メ日記

女性用風俗を利用したことで、自分の「性」に対する考え方が変わった――
その瞬間は、意外と静かで、でも心の深いところで確かに何かが変わったと感じるものです。

1. 「性」は汚いものではなく、“人として自然な感覚”なんだと気づいた瞬間
これまで、「性は恥ずかしいこと」「誰かに求めるなんていけないこと」と、自分の中でどこかで押し込めていた気持ちがありました。
でも、セラピストに優しく受け入れられて、触れられて、「気持ちいい」と感じる自分を肯定されたとき、
「あ、こんなふうに感じていいんだ」
と、自然に思えたんです。

それは、単に快楽を得ることではなく、“自分の体と心のつながりを再確認した瞬間”でした。

2. 「性」は誰かのためじゃなく、自分のためにあると知った瞬間
これまでは、性＝相手に喜ばれるためのもの、という意識がどこかにあったかもしれません。
でも女風の時間は、自分が何を感じたいか、どんな風に扱われたいかに集中できた。
「私の“気持ちいい”は、誰かのためじゃなくて、私のためでいいんだ」
そんな風に思えたとき、性に対する罪悪感や義務感から少し自由になれた気がしました。

3. 自分の“性”に対して、ちゃんと向き合えるようになった瞬間
性欲や触れられたい気持ちを「弱さ」だと思って隠していたけど、
実はそれは“自分の内側の素直な声”だったと気づきました。
ちゃんと耳を傾けてあげることで、
「自分を大事にしている」
そんな感覚が生まれたんです。

4. 女性としての自分を受け入れられた瞬間
女性用風俗では、自分の身体や存在そのものを丁寧に扱ってもらえることで、
「私は女性として魅力がある」「こんな風に大切にされていいんだ」
と実感することがあります。
それは、自分の性別や身体に対して抱いていたコンプレックスを、少し溶かしてくれる体験でもあります。

最後に
「性に対する考えが変わる」というのは、派手なドラマのような出来事じゃなくて、
たとえば、優しく手を握られた時のぬくもりや、
何も言わなくても受け入れてくれる安心感――
そういった“小さな気づきの積み重ね”で、静かに起こるものです。

そしてその気づきが、
「もっと自分を大切にしよう」
そう思えるきっかけになっていくのだと思います。