CANDY TOKYOセラピストの初(はじめ)です!(*,,・ω・)ノ
最近思うのですが、人にはそれぞれ「役目」があると思うのです。
それは「お前の役割はこれだから、自分の幸せなんて考えずにこの役割を果たせ!」と周囲から強制されるものではなく、自分が心からやりたいもの・成したいことです。
ただ、自分のフィルターが曇っていると、中々見えてこないものです。
イソップ寓話の「3人のレンガ職人」のお話をご存じでしょうか?
旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいました。
旅人はその男のそばに立ち止まって、
「いったい何をしているのですか?」
と尋ねました。
「何って、レンガを積む仕事さ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけない」
「大変ですね」
「あぁ全くだ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はボロボロだ。なんで、こんなことばかりしなければならないのか、もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」
旅人は、男に慰めの言葉をかけ、また少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。先ほどの男のように、辛そうには見えず、旅人は尋ねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」
「大変ですね」
「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていける。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けました。
またもう少し行くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
旅人が興味深く尋ねると、
「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」
「大変ですね」
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを祓うんだぜ!素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気に歩き続けました。
というお話です。
3人の男は皆「レンガを積む」という同じ行為を行っていますが、そこに対する考え方が違います。
一人目の男は、目的意識は無く、ただ仕事として積まなければいけないからそうしている。
二人目の男は、家族を養うという目的を持って、働いて賃金を貰えることに感謝しながら仕事をしている。
三人目の男は、沢山の人の為に、歴史に残る偉大な大聖堂を作るという目的を持って、誇らしく仕事をしている。
同じ仕事をしていても、目的意識を持つことで、モチベーションも上がるし考え方も明るくなるというお話です。よく仕事の研修などでも活用されたりしています。
僕は、これは仕事のみならず自分の生き方にも適用できると思っています。
一人目の男のように、目的意識・自分の役目を理解しないままor設定しないまま生きていると、自分の為したことや自分の人生を誇れないようになります。
二人目の男は、家族を養うという自分の役目を持っており、今ある幸福を享受し、それなりに満足して暮らしていくことができます。十分だとは思いますが、周囲と自分を比較したり何か想定外のことが起きてしまえば、心が折れる危険があるため、時としてより多くを求める必要があります。
三人目の男は、他の男たちよりも広い視野で、沢山の人の為に大聖堂を作る事を役目としています。
ワクワクしながら日々を生きられるので、自然と明るく楽しく、自分の行いを誇れるようにもなるでしょう。
「何の為に生きているのか」わからなくなってきたとき、先の見えない地獄に意識を持っていかれそうになったとき、自分の役目を今一度見つめ直したり、設定してみたりしてほしいのです。
世の中には、しなくてもいい失敗や、理不尽な不幸が数え切れないほどにあります。
けれど、自分の役目を認識することができれば、わずかでも動く力が湧くかもしれません。
その力で、逃げ出したり、助けを求めたり、理不尽に一矢報いたり、「自分が自分や好きな人達の為に出来ること」をしてみれば、ほんの少しだけ世界は変わるはずです。
ではでは!
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初の写メ日記
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レンガを積む初