祖母のおにぎりを大好きだった。
両親が離婚して、母親は仕事は行き
いつもご飯を作ってくれるのは祖母だった。
昔から食事は手短かに済ますタイプだったから
学校帰りや夏休みなどの長期休暇の間はいつも
祖母が握ってくれたおにぎりを食べていた。
いつもおにぎりばかりで嫌になった時期が
あったんだけど、そんな矢先祖母が癌になった。
祖母はそれからというもの入院生活になり、衰弱する一方。
それから数ヶ月後祖母は息を引き取った。
祖母との思い出が一気にフラッシュバックして
あの時作ってくれたおにぎりのことも蘇ってきた。
でももう握ってくれてる姿を見ることも
食べることも出来ないんだよな。
ばあちゃんのおにぎりが大好きだった
そしてまた食べたいなって思いが
天国にいる祖母へ伝わればいいなと思った。
柚の写メ日記
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祖母の作ってくれたおにぎり柚