──想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
……
『わたがし』というbacknumberさんの曲の歌詞です。
わたしの名前がわたあめ、ということで、聞きはじめた1曲です。
何回も曲を聞くにあたって、気づいたことがあります。
この曲、冒頭から「水色に花びらに浴衣がこの世で一番、似合うのは多分君だとおもう」と速攻好きな人を思い浮かべてるんです。
ですがなんと、その気持ちも、相手に伝える言葉としても、「好き」という単語を使わないんです。
私はこの歌詞を改めて知った時に、気持ちって大事だなと思いました。
口だけ「好き」「好き」と言う人、いると思います。
もちろん言わないよりは言う方が大事だとも思います。
でも、言うだけ言ってそれ以降は放置プレイって、やっぱり寂しいじゃないですか。
だからまずは、相手のことを誰よりも考えること。
自分にできる最大限の相手を想うこと。
そしてそれを、最低限でも伝えること。
そうすればきっと、口先だけの軽い行動じゃなくて、本心から湧き上がる衝動になると思うから。
「好き」という単語が一つも登場していないのにも関わらず、誰よりも「好き」が伝わる表現力。
backnumber惚れました。
綿雨の写メ日記
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言葉を伝えていない。けど、ただ一つの気持ちが伝わる。綿雨