女風に飛び込んだ時って右も左もわからなくて
とにかくいろんな人にDMを送っては
全然返信こないー!!とかDMのやり方ってなんや?
続かないし、予約にも繋がらんし詰んでるんでは??
とか色々試行錯誤してぶれぶれでなにを
どうアピールすればいいかもわからなくて
ただがむしゃらに突き進んだデビュー初月
そんなガムラシャな俺に突然DMでデートのお誘いが
やってきた。
「一緒にダーツをしませんか?」
まじでか????
当時絡み方がわからなかった俺はこの人には
なぜかリプライを送っていた(今はあんまりしませんが
俺の初めてのお仕事はデートでした。
ダーツは元々プロライセンスを取るくらいの所まで
は教養もあって教える事もできるから、楽しい
時間にはおそらく出来た。そして色々話した。
その人は、女風が嫌になっていた。
セラピストの心無い発言や、お客様の前で
お客様を馬鹿にする発言、ルール違反
色んな事が重なって、好きだった女風が
嫌いになってしまったユーザー様だった。
卒業する間近、新人のひよこでまっさらな
俺を指名してみたくなったんだと。(リプライ
の謎の絡みで気になったらしい)
俺はその人に色々聞かれた、何故女風を選ん
だのかも。目標がある事を真っ直ぐ答えた
俺は目の前のこの人と仲良くなる事で
精一杯だった。でも
「燿君は良いセラピストになれるよ」
及第点だったかな、そんな言葉をもらえた。
今の俺の原点なのかもしれない。
誰かを悲しませるセラピストになりたくない
楽しんでもらえるセラピストでありたいと。
おそらくその人はもう女風には戻ってこない
と思うけど。
今の俺にも
そんな事言ってくれるかな?
でも、おかげで結構頑張れそうだよ。
ふと気づいたら、今の支店では長い方に
なっていて、新人さんを見てたら思い出して
しまった俺の原始体験でした。
燿の写メ日記
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今の俺にも燿