こんにちは。焔です。
今日は登録料ビジネスとセラピストの未来という話の続きです。
前回は、店舗側が登録料ビジネスのために男性を採用していてはセラピストが育たない。という話をしました。
今回は登録料ビジネスの存在がセラピストの価値を下げる。という話をしていきます。
皆さんはセラピストにはどういった男性がなれると思いますか?
答えはよっぽどの事情がない限り、手段を選ばなければ誰でもなれます。
こういう言い方は良くないかもしれませんが容姿がよくない方、ふくよかな体型の方、明らかにコミュニケーションが苦手な方、モテない方、清潔感がない方を採用している店舗は実際にあります。
セラピストを採用しても教育する必要もない、コストも必要ない、何か問題を起こせばセラピストのせいにすればいい、となれば断る理由も特にありません。
そういった訳で、お店を選ばなければ、お金を払うことで研修を受け、セラピストとしてデビューすることができるのが今の状況です。
この状況はセラピストという職業の価値そのものを下げてしまっています。お店の価値も下げます。もちろん好みは人それぞれなのでいろんな男性を採用することは悪いことではないでしょう。
しかし、コストがかからないからとあまり魅力を感じない男性でも採用してしまっていたら、セラピストってのは誰でもなれるものなのか。と認識されてしまいます。
女性からすると、それならマッチングアプリとかで素性も分からない男性と会うのと変わらないじゃないか、となってしまいます。
実際そういうアプリでは店舗所属の性感セラピストと称して、自分の欲望を満たすために無料のマッサージを提供しようとしている普通のおじさんがたくさんいるみたいです。
セラピストっていうのは女性をエスコートするプロで、普通は出会えないような魅力的な人たちなんだ。そういう価値を守るためにも今の業界のあり方を考え直す必要があります。
柊焔