こんにちは。代表の焔です。
今日は女性用風俗業界に蔓延する、登録料ビジネスについてのお話をしていきます。
皆さんの中には、セラピストがある店舗に採用され、何日か出勤さえしていればある程度お客様につけて、それなりに稼ぐことができるのだろう。
と想像されている方もいるかもしれません。
でも実際にそうはなっていません。セラピストとしてデビューする8割〜9割は先に、支払う登録料、研修費用の分も回収できずに辞めていってしまいます。一回も仕事にありつけない方もいます。
その要因として、店舗側の登録料ビジネスの存在があります。
セラピストになるためには必ず研修を受けなくてはなりません。そして、店舗によって様々ですが、そこには5〜7万円の研修費用がかかります。プラスで何ヶ月に一回更新料も払わなくてはなりません。
でも考えてみてください。5〜7万円です。研修も三時間ぐらいやって終わり、という店舗がほとんどです。ですからそこから研修員の方に支払う報酬を差し引いても3〜5万円は残ります。
今はセラピストになりたいと考える男性が多いので一日一人採用するだけでも100万円を超えるような収益になりえます。
そういった実態があるので、見た目もコミュニケーションの取り方も普通で、売れるとは思えない男性でもとりあえず採用してあとはほったらかし。という店舗がたくさんあります。
大手のHPにもこんな方を指名する人いるのかな。という見た目、プロフィールのセラピストが存在するのはそういう訳です。
もちろん、採用されたからといってセラピストとしてお客様の信頼を勝ち得ていくというのは簡単なことではありません。実力の世界なので頑張っても中々結果が出ない人がいる。というのも仕方ないことでしょう。
しかし、ちゃんとその人をセラピストとして売っていく。という意思も無いのに研修費を稼ぐために男性を採用する。というのはセラピストに対して、そして何よりサービスを利用されるお客様に対して、不誠実な態度なのでは無いでしょうか。
柊焔
この話は次回に続きます。