こんにちは。焔です。
女風セラピストは皆さん仕事用の勝負パンツのようなものを持っています。
その勝負パンツの中でも人気なのはカルバンクラインのパンツです。僕もカルバンクラインのパンツは何枚か持っています。
ある時Amazonで4枚セットのカルバンクラインのパンツが相場よりかなり安い値段で売っていたのを発見して、試しにということで買ってみました。
ただ、その後買ったパンツが届いてからはなんか思っていたデザインと違うなと思って勝負パンツにはしませんでした。家にいる時やパンツを人に見せる機会がない時に履くパンツとして履いていました。
そのまま、誰にも見せない時ようのパンツとしてそのカルバンクラインのパンツを使っていて一年ほどが経過したある日、この日は事務所で作業をする日だからと油断してそのカルバンクラインのパンツを履いていてたところリピーターさんから急遽会いたいと言ってもらい、そのまま現場に行くことになりました。
ベットで服を脱いでいざ責めるぞという時に、お客様がそのパンツを見て不思議そうな顔をしながら言いました。
お客様「このパンツって」
焔「うん。カルバンクラインだよ。」
お客様「ん?カイケ、カイディ?w」
自分は一瞬、お客様が言っていることが理解できませんでした。自分が聞き間違えたのか。お客様が言い間違えているのか。ちょっとしたボケをかましてくれているのか。その一瞬の中で様々な可能性を考慮していきました。そしてその中である一つの仮説が浮上しました。
そのパンツの安すぎる値段。
なんだかしっくりこないデザイン。
様々な情報と記憶が一気に頭の中を交錯しその仮説が段々と確信に変わっていきました。
僕はハッとしてすぐに自分が履いているパンツを見ました。
僕が1年間カルバンクラインだと思って履いていたパンツの正面にはこう書かれていたのです。
「Caike Kaidi」
僕はあろうことかカイケカイディ(偽物)をカルバンクラインだと思い込んで我が物顔で履いていたのです。そう思うと恥ずかしさでその場から逃げ出したくなりました。
でも見間違いかもしれないと思い、0.1パーセントにも満たない可能性にかけてその文字をもう一度この目で見てみました。
「Caike Kaidi」
一年間もその正体に気づかずに履いていた僕を嘲笑うかのようにその文字が浮かび上がっているようにさえ感じました。
ただ不幸中の幸とも言えるのは、このパンツは予約がない時に履いていて、当日予約をいただいた際も基本的に事務所にストックしている勝負パンツを最初のシャワーを浴びた後の替えとして持っていたのでこのパンツを履いているところを女性に見られた数は少ないと思います。
しかし、シャワーを浴びる前にこのパンツを履いているところを見せてしまったり、このパンツを履いていながら何食わぬ顔でメンズバー帝でお客様に接客している。なんてことがあったかもしれません。
それがCaike Kaidiであることも知らず「自分はカルバンクラインを履いてるから」と自分が自信を持ってお客様に接客をするための心の拠り所にしてたということも少なからずあったのではないかと思います。
これは6年前にセラピストとしての活動をはじめて以来の恥じるべき行為でなんと詫びればいいのか適切な謝罪の言葉を見つけることもできません。皆様、本当に申し訳ありませんでした。
この経験を恥じて、今後はこのようなことが無いよう気をつけながらセラピスト活動に邁進していきます。
焔
焔の写メ日記
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女風セラピストとしてあるまじき行為をしてしまいました。焔