こんばんは、桐生です。
今夜は無性に、自分の限界を試したくなって。
目の前にあるのは、ひとかけら口にしただけで、全身の神経が悲鳴をあげるような一皿。
一瞬の躊躇。そして、覚悟を決めて、口に運ぶ。
舌を焼くような痛み、噴き出す汗、早鐘を打つ心臓。
思考が停止し、ただ「熱い」「痛い」という感覚だけが、僕のすべてを支配します。
でも、その痛みのピークを越えた先に、ふっと訪れる静寂があるんです。
すべてを出し尽くした後の、奇妙なほどの解放感と、研ぎ澄まされた感覚。
もしかしたら、癒やしもこれと似ているのかもしれない。
心の奥深くにある、見たくない痛みに触れるのは、怖いこと。
でも、その先にしか見えない景色、たどり着けない快感が、きっとある。
僕が、あなたのその痛みの先へ、一緒に連れて行ってあげますよ。
一人では怖いその扉を、僕の手でこじ開けてみませんか。
桐生
桐生の写メ日記
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痛みの、その先に。桐生