お疲れ様です。橘雄大です。
普段から「お姉さんいるでしょ?」と見抜かれることが多いのですが――はい、います。5つ上の、美人で気が強くて、でもとても魅力的な姉がいます。
「物腰が柔らかいね」なんて言われるのは、おそらく姉の影響かもしれません。
小学生の頃、姉のことが好きだった上級生の男子達にちょっかいをかけられたこともあって…今ではちょっとした笑い話です。家族としては、あれだけ綺麗な姉がいれば、多少のトラブルはつきものですね。
ただ、姉はプライドが高くて、少し変わったところもありました。
たとえば、家族で外食に行っても、(私のことを赤ちゃん扱いしていたせいか)「女子供と一緒なんて恥ずかしい」と言って、車に残ってしまうこともありました。だから、みんなで食卓を囲む機会はあまり多くなかったんです。
でも、自分が高校生になって、少しずつ分別がつくようになると、姉との関係はぐっと良くなりました。
一緒にご飯を食べたり、部活の遠征や通学の送り迎えをしてもらったり…。
学校の女友達から「雄大くんのお姉さんに憧れてる」なんて言われると、ちょっと誇らしかったのを覚えています。
そんな姉との関係の中で、ひとつだけ、今でも自分に残っている癖があります。
小さいころ、姉に何か強く言われると、反射的に「うん」としか返せなくなっていたんです。その癖がなかなか抜けなくて、今でもときどき、女性に何か言われたときに、考える前に「うん」と答えてしまうことがあるんです。誤解を招いてしまうことも、正直あります。
「違うよね?」と試されているような場面で、つい「うん」と言ってしまう、あの瞬間。
自分でも「あっ、違う!」とすぐに気づくのですが、時すでに遅し…。 相手がちょっと天邪鬼なタイプだったりすると、余計にこじれてしまうこともあって、本当に申し訳ないなと思っています。
でも、決して気持ちがないわけではなく、過去の癖が無意識に反応してしまうだけなんです。
ちゃんと向き合いたいと思っているし、そういう部分も含めて、少しずつ理解してもらえたら嬉しいです。
あなたとの時間を、誤解なく、丁寧に紡いでいけますように。
そして、もう一つ。
姉のいる家庭で育った影響か、「女性は出産もあるんだから、男性は絶対に手を挙げるな」と厳しく教え込まれて育ちました。
自然と性差を意識するようになったんだと思います(※現在は、性感の文脈で首絞めや腹パンを求められて実施することもありますが、それはまた別の話です)。
そういう育ちのせいか、男女関係においても、たとえ未練があっても、自分が一歩引いた方がいいならそうしてしまう。
自分が離れたほうが、相手が穏やかでいられるなら、それを選んでしまう。
…たぶん、自分よりも腕力の強い人に執着されるのって、怖いことなんだろうなと思うから。
今日も、ふとした言葉を目にして、「ああ、そうだよな」と少し考えさせられました。
気持ちがないわけじゃない。
でも、それを押しつけるような真似はしたくない。
感情よりも、相手の心の動きや立場を優先してしまうのは――昔からの癖かもしれません。
でも我慢しているからこそ、日々の時間や出会いを、より丁寧に、大切にしたいと思っています。
誤解のないように、誠実に。
あなたとの時間も、これから出会う誰かとの時間も、大切にしていきたいです。
橘 雄大の写メ日記
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お姉ちゃん育ち男子の、ちょっと不器用な癖橘 雄大