最終章の今回は、ポルチオ開発について少しお話ししたいと思います。
”少し”というのは、ポルチオ開発は奥深すぎて、全てを一度に紹介しきれないからです。
基本的には、今までお話しした通り信頼関係の構築、クリ、Gスポットと順番に進め、その次の段階です。
ポルチオ・・というより、その内側の子宮頸部には、３種類の神経があって、それぞれ別の経路で脳に刺激を伝えています。
３種類の神経のうち１つは骨盤神経で、Gスポットなど膣内の刺激を伝えるメインの神経です。この神経は、ポルチオの刺激を伝えるメインの神経ではありません。
残り二つは下腹神経と迷走神経です。この２つが子宮とポルチオの刺激を伝えるメインの神経ですが、開発済みの方でない限り、うまく感覚を拾えないはずです。
この２つの神経でいきなり快感を感じる方であれば、簡単に中イキできるわけですし、体外式ポルチオや、ポルチオを直接揺らすだけで感じるはずですが、無理ですよね？
そこで、Gスポットで開発した骨盤神経を補助輪のように使って開発に活用します。
だからこそ、クリ→Gスポット→ポルチオ・・と順を追っていくのが一つのやり方だと私は思います。
また私の場合、いきなりポルチオを直接触って振動させることはしません。
骨盤神経は子宮頸部にあり、直接は刺激できません。間接的に揺らして振動を伝える必要があります。また、間接的に揺らす時も、ポルチオを直接触るよりも、ポルチオの上側にあたる膣壁を、手で揺らすことをします。
膣壁上側にも骨盤神経は存在するので、そちらからの刺激も活用するためです。よくTスポットとか言われる場所ですね。
あとは、気持ちいいと感じるスピード、強さを調節して刺激を続けます。
「気持ちいい」が蓄積していき、ある時オーガズムに達します。
それは1回目の施術かもしれないし、2回目かもしれないし、人によります。
今回書いた私の方法は、女性側は完全受身で良いので楽だと思います。
でも中には「気持ちいい感覚の蓄積」が分からずに失敗することもあります。その場合、もう少しテクニカルな方法も試します（諸事情によりここには書けません）。
中イキは最終的に挿入でイケるようになりたいとお考えだと思いますが、それは手でイケるようになった後の話です。
これまで長々と書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
マニアックになりすぎていないか心配ですが、参考になれば幸いです。
そして、Tスポットでもイケるようになったら、さらにその先の世界、体外式ポルチオだとか、手マンで直接ポルチオを揺らす方法などもあり、本当に奥が深いです。
中イキ開発は、一種のトランス状態に誘導する必要もあるので、ご自身で開発することが難しいケースも多いと思います。
ご自身での開発に苦戦されている方は、ぜひ一度施術を受けてみてください。
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