【AVは単なるエンターテイメント】- 優里（帝 東京本店）- 性感マッサージ

実を言うと、昔の僕はセックスが下手な男でした。

今でこそ、AVは男性を視覚的に興奮させるためのエンターテイメントだと理解しています。でも昔は、AVを先生にしてしまっていたんです。

そんな当時の僕が、欧州の方と交際し、初めてセックスした時に起こった出来事を紹介しつつ、なぜセラピストになったのか、お話ししたいと思います。

初めて彼女の家に泊まりに行った日でした。
2人で並んで横になり、手が触れ合ったことを合図に、自然と始まりました。

絡みが濃厚になっていき、キスもディープキスになってきた所で彼女が口を開きました。
「舐めたい？」

僕はもちろん頷いて、下着を脱がせてクンニを始めました。
でも、今まで僕が肌を合わせてきた子と様子が違います。全く気持ちよさそうに見えない。

1、2分経った頃、再び口を開きます。
「指入れて欲しい」

僕は「わかった」と言って手マンを始めました。
でも始めてすぐ、「痛い！」と怒られんです。

そして「もういい。私がやるから寝てて」と言われ、一方的に騎乗位で攻められて終わりました。

怒られても、当時は何が悪いのかよく分かりませんでしたが、今なら分かります。AVの影響を強く受けていたので、ガシマンをしちゃってたんですね。

クンニも激しかったし、膣口ばかり舐めて気持ちよくなかったので、早く打ち切りたかったのでしょう。

彼女は経験豊富な方だったので、手マンが下手な男がうまいわけないと判断したのです。
セックスの主導権を全て握ることで、これ以上痛い思いをするリスクから身を守ったわけです。

当時は、何の根拠もなく持っていた自信が打ち砕かれ大ショックでしたが、猛反省ですね。

私はそれがきっかけでAVセックスは間違いだと気づかされ、必死に勉強を始めました。十万円以上する実技講習も個人で受けてきました。

世の中の多くの男性は、残念ながら当時の僕と同じ状態だと思います。セックスについて教わることが普通無いですし、目に触れるメディアは圧倒的にAVなので、AVが先生になってしまっています。

個人向けの実技講習はありますが、高いところだと1回15～30万と言われたこともあり、富裕層以外には厳しいです。

そして僕はたまたま怒られて間違いに気づきましたが、日本人の場合、痛くてもムードを壊したくないなどの優しさから、演技をされる方も多いです。
そのため、ほとんどの男性は、間違いに気づくこともないでしょうね。

女性にとって気持ちのいいセックスを知らないだけならまだマシで、自分は上手いと思い込んでいる場合もあり、積極的に勉強される方が極少数というのが現実ではないでしょうか。

無知は罪なり・・

結果として、様々な問題や不満を抱える女性が生まれてしまうわけです。

そんな背景から、身に付けた技術を活かして、お悩み解決の力添えが少しでもできば・・・
悩みを抱える女性を減らし、より楽しいセックスライフを送れる方を一人でも増やせればいいな・・・

そういう思いでセラピストになりました。

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