親愛なる皆様、真島（ましま）です
人間関係に悩むと、その原因が自分にあると思い詰めてしまい、ポキッと折れるように心を病んでしまう人がいる
「それは心が弱いからだ」と、よく性格の問題として片づけられがちだか、そうではない、ボキャブラリーの問題です
人間関係で切羽詰まったときに、相手の気持ちを和らげたり、怒りの矛先を逸らしたりできる言葉や表現を知っているだけで回避できる
しかし、性格の問題ではないのに、自分の性格の欠陥だと悩み、思い詰めてしまう人がいるのは事実
そもそも、自分の性格を変えるのは、誰しも嫌なもの
自分ひとりなら、持って生まれた性格でそれなりに満足できるが、生きていくために、なぜ他人に合わせて性格を変えなければならないのか、と理不尽に感じる人がほとんどだろう
「自分の性格を変える」というアプローチは、心的コストがかかるし、時間もかかる
ならば、ボキャブラリーを磨いて、人と接する表面的なところで反応したほうが早く、応用も利くので便利だと考える
面従腹背といえばネガティブなイメージになってしまうが、多くの人は「本音と建前」を使い分けて生きているのが実情だろう
わたしたちは相手の性格を、かなりの程度「言葉のやり取り」で判断している
話す言葉や話し方を聞けば、その人がどんな人なのかなんとなくわかるもの
逆にいえば、言葉のやり取りの部分さえ工夫すれば、相手に「自分の性格」を示すことができる
他愛のない会話で相手を笑わせたり、その場の空気を和ませたりすれば、やさしく穏やかな性格だと印象づけることができ、鋭いひとことで切り返したり、具体的事例で説得力を高めたり、ことわざを織り交ぜて表現したりすれば、知的でスマートな印象を与えることができるでしょう
人間関係を規定するのは、「言語の運用能力」
幸いにも、そんな言葉の力は、読書や勉強による知識や、コミュニケーションを積み上げてきた経験によって育まれる
しかも、年をとっても衰えず、積み上げれば積み上げるほどぐんぐん伸びていく
いわば、「やったもん勝ち」の、人間関係の王道スキルなのです
整形して顔の骨格から変えるのではなく、ヘアアレンジとメイクのスキルを上げて雰囲気を変え、印象をよくする
そんなつもりで、「言葉」を使えばいいんです
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真島 拓実の写メ日記
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言語の運用能力真島 拓実
