行列をしてでも
本物を見たいのが人間
人と直接会うことと同じように、
現地に行ったり、実物に触れることも
人間の根源的な欲求です
先日、京都で開催された村上隆氏の個展に
9時間並んだ人がいる
単に作品を見るのであれば、
写真集でもいいが、
やはり多くの人は行列してでも
本物を目にしたいと考えるんだろう
それは、
人は本物とデータでは
得られる感動が異なることを
経験的に知っているから
加えて私たちの脳は、
慣れない作業を嫌う一方で、
新しいものを好む性質を持っている
よく見知ったものに安心する一方で、
見知らぬものに出会いたい、
新しいことに挑戦したい
そうした矛盾を抱えているのが
人間なのです
バスキアの絵に110億円の値がつく、
明日生きることに役に立たないものに、
人はなぜ何億円も払うのか
効率性や合理性だけでは
決して割り切れない、
そんな人間は、やっぱり謎で、興味深い
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真島（ましま）
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真島 拓実の写メ日記
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人間、謎真島 拓実
