いつまでも心に残り続ける人がいる
もう会うこともないだろうし
ずっと想い続けるほどでもない
ただ化石の様に、自分の心の礎となる人が
そういう人は概ね同じ。
"与えてくれた"人だ
優しさを、愛を、
己の大切なものの一部を
それは時として時間であり
それは時として知識であり
それは時として経験でもある
確かに身に積もるなにかを
与えてくれた人
いつまでもいつまでも
おれの心を支えてくれる
もう会えなくても
ずっと大切に思ってる。
おれも誰かにとっての
そうでありたい。
それがおれの
生きた証になるんだ。
だからおれは奪わない
君から何も奪わない
おれにできること
おれに与えられるものを
惜しみなく
惜しみなく
そんなことを
公園のベンチで居合わせたおじいちゃんが
教えてくれたんだよ。
「あんたは、いい男だ。きっとたくさんの人に愛されているし、愛しているだろう。顔にそう書いてる。いい男だ」
って
少し
照れくさかったよ。
一緒に演歌を聴いた。
今時のカセットテープでね
黒須 レイの写メ日記
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－演歌－黒須 レイ
