人は素直に生きれない
自由に空を飛んでゆく鳥を
羨ましく思いながら
重力という鎖に繋がれ動けないでいる
いや本当は重力の鎖なんてものではなくて
守るべきもの失いたくないもの欲しいもの
それらごちゃまぜにした鎖に縛られて
ふと自由に動こうにも足を絡めとられる
にっちもさっちもいかなくて
それを幸せと呼ぼうとしてみたが
どうにもしっくりこない
自分が飛べないことを
鎖のせいにしてみたが
どうにもバツが悪い
素直って何かねと問うてみたが
どうやら自分は答えを知らなかった。
仕方がないから
とりあえず辞書は置いて
君に会いに行こう。
君となら、見つけられるかも。
黒須 レイの写メ日記
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-人は、群れることを選んだ。それは-黒須 レイ