この質問箱、2月のやつだね。
これを思い出して
改めておれの在り方は
何も変わっていないと感じた。
けどお客様のことは好きになった。
おれにたくさんの気づきと学びをくれた。
それと楽しい思い出も。
おれのお客様は素敵すぎる。
そりゃそうだよね。
デート専門だって言い出して
さらには"媚びることもしませんけどなんですか?"
みたいな小生意気なおれに
優しくしてくれるんだからそりゃあみんな人格者よ。
でもそれで間違ってなかった。
俺はお客様に何かしらの"行為"を通して
楽しんでほしいわけじゃなかった。
おれのことを見てほしかったんだ。
おれはあなたのことをちゃんと見るから
あなたもちゃんとおれを見て
おれはあなたの都合のいい芸者じゃないし
あなたはおれの都合のいい金ヅルではない
人間らしくぶつかり、寄り添うことで生まれる心地よさでもって
あなたを満たしたかったんだ。
安い言葉や気持ちのない行為では拭いきれない心の埃を
おれが拭き取ってあげたかった。
隣にいて、心から笑ってあげるだけで人は
明日を頑張る糧を得ることを知った。
それを証明してくれたのが
おれと、
お客様だ。
改めて、感謝を。
ありがとうございます。
黒須 レイの写メ日記
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-曲がらなかった-黒須 レイ