東京は星が見えない
空を見上げれば果てしなく続く暗黒
だから、たまに上がる花火を見ると
煌めく花の様な星々をそこに感じる
暗闇の向こう側
数えきれない無数の星達には名前が
恐らくちゃんとあるんだろーな、、、
でも
あんなにも眩く輝き瞬く間に散る
儚い花の名前を僕らは知らないんだ
限りなく限界を思わせる光を見ると
凄く儚い、一瞬の人間模様を見せて
くれてるみたいで息を飲み込む
僕らは、心臓が呼吸をしているのか
慌てて確認する、、、僕はそうだよ
一つ一つの花に生まれた理由があって
同じ分だけ散りゆく理由があるのだ
あの幼い実にもいつしか理由が与えられた
そして
空を見上げそこに立つ僕にも同じ分だけの
生きる理由があるって思ってる
どこでどんな風に生まれようとがどんな環境で
生きようと、どんな町をみて過ごそうが生きてる
そんな当たり前の事なのに
ただ、それだけで命は輝くんだよ
時に思う
僕の輝きが散り空に帰る時どれだけの人が
見送ってくれるだろうか？
まぁ、たかだか一人の生きた理由の
ラストシーンなんてたかが知れてる
それでもみんな命は輝く
いつか、願うの！あの空にある名前も知ら
ない星の一つなるってな
人を紡げば或いは誰かが
君を覚えていくかもしれないってこともある
だから、みんな毎日生きて輝いてくれ
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
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居た理由はなに？槙島 蒼司
