望んでも叶わない幻想って自分がある
目を閉じてみれば、当たり前のように
望んだその自分の姿が目前にあるんだ
手に掴み目を開けると蜃気楼のように
溶けて指の間からあっさりと消え散る
求め始めた頃から少しずつ変化を重ねた
振り返っても昨日まであった後の道には無く
もう戻れないんだって、嫌でも前を見てる
世界はいつも回っている
いつまで、望み望まぬを繰り返してるんだ
傷ついて傷つけてる
いつまで、矛盾して失い得ればいいんだ
叶わないけど叶えたい
いつまで、無謀な想いを握りしめるんだ
分かってる
そんな想いをしても変わらない明日って
現実は確実に訪れるのにな・・・残酷だな
だけど生きなきゃいけない
だけど見つけなきゃいけない
それでもやっぱり世界は回る
回るけどいつか奇跡を一つだけ落とす
そしてその奇跡は願えば手元にくるよ
どんなモノだろうが恨まず憎まずいて
残酷は食いつぶせるから
その先を超えたらきっと幻想が現実に変わる
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
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遠目に映る幻想槙島 蒼司