今は別々の場所にいる僕ら
それでも今見上げてる空は一緒なんだ
人はそのままで世界は色だけを変える
いつだったか
一緒の匂いが好きで、顔を見合わせて
金木犀の匂い感じた時に二人同時に
笑顔だった瞬間が永遠だと感じた時が、、、
とても懐かしくて、、、
あの頃は遠くて、それでもなぜか
目を少し閉じて微かに開いて見える景色には
たくさんの残像がたくさんある
だから遥か前の出来事だって実感した時は
愛おしくて切ない気持ちになり目を伏せる
押しつけとか、大丈夫とか、、、
幼い強がりでたくさん傷つけていたよね？
あの頃、気が付かないふりをしてくれたよね
今だから凄くわかるんだよ
その今が凄く憎いよ
僕は時間がどんなに戻っても
きっと、、、君を好きになってるよ
でもそれは、同じ出来事の
繰り返しなんだよな、、、だから戻れない
と心の何処かで決めてる
たくさんの納得があり、たくさんの矛盾が
時間をかけて今の僕になれただけなんだから
どうしてだろう
今、空を見上げた時に君も同じ空を見ていてる
そして笑顔なんだろうな、、、って思う
願いとはそんな些細なもので良いと思った
そして、それだけ思えれば充分なんだろうな
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
-
思い出の中で立ち止まる槙島 蒼司
