夕暮れを背にして
二人で並ぶ影の大きさを比べては
はしゃいで顔を合わせて笑いあった
そんな純粋な気持ちを強く持っていたのは
まだ、小さい願いごとを言葉に出来た頃だ
きっと永遠とか分かってなかったし
誰がどれだけ大切だとか何も分からずにいた
それでも、分からないなりにがむしゃらで
あの純粋な手を重ねて伝わってくる
ぬくもりはどんな時でも確かな愛を
くれてた
僕はちゃんと分かっていたから
言葉にしていたよ
今は忘れたようなふりをしてるけど
気づかれないようにしてちゃんと
覚えてるんだよ
不器用さもあなたらしい、、、
とかさ、そんな一言に
僕はいつも、助けられてこわばりが
解かれていって
あの言葉は勇気になってたんだよ
あの瞬間を忘れない
これから先も忘れない
そして、身勝手かもしれないけど
今でも溢れ出すこの想いが君に届くと願い
いつか交わした約束を
幼いあの頃のままココロにおさめとくよ
今だけは
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
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染まるこの想いを忘れないでいる槙島 蒼司
