掌を見て命はまだあるって毎日思う
ツギハギのようなその線を辿り触り
あぁ、今日もここにいるってそう思う
分かっているのに起き上がれない
なんだろぅ
疲れている時だろうか
疲れちゃった時に目を通して見える
世界はいつでも壊れかけで喧騒だね
被造物の砕けた瓦礫達が宙を舞い、
足元は今にも崩れそうで危うい
そんな中でも
広がる歪な世界を冷静に見れてる
多分、その時は色々な物を無くして
忘却したかの様なその目でいて
その時身体てっ器の中は空っぽなんだ
まるで動かないこの手足達が物語る
あぁ、どこかで良い夢を見て醒めない
ものならどれだけいいのだろうか、、、
心から願う
しかし想いを宿した器は残るのだよ
捨てるなんて事は簡単にできない
鞭打つ中に感じる、、、問いに
疲れたら休んでいいんだよ、、、と
自らが自らに問いかける
休んで良いし蹲ってもいいものなんだ
毎日歩く者へだけ贈られるプレゼント
疲れてしまっても
今日まで生きてきた君だけの器だろ？
かけがえのない代える事のできない器
歪な世界にいても、閉じ込められても
君を君が褒めてやるんだ、休んでと
そした、次への始まりだ
そうだ、
どんな日も記念日にしてしまおうよ
今日は今日まで生きた君の記念だ
そして何でもない記念日なんだよ！
何度だって生まれ変われるし立つ
思うのは大切だろ？
本当は心底に声が欲しいのだろ？
誰からの記憶からも消さないでと願い
そして私の記憶から消えないでと叫ぶ
何かに矛盾していて逆行する
僕らは皆んな哀れで皆んな可愛いものだ
それくらい人の心っての形を常に変える
文学的で退廃的で現実的だ
そして空想的な世界を持つ
時に感情的で感傷的で快楽的でいて
衝動の中で壊滅的な不自然を持ち合わせてる
疲れちゃのは当たり前だし
溜まり込むものも大きくあるに決まっているよ
こんな世界だしな
そして、時にはそんな歪な世界を見る時間さえ
必要なんだよ
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
-
記念日槙島 蒼司
