人間として終わっているとは言ってませんし、人間性を変えろとも言っていません。
・ピンポイントに「女風に向いていない」なんてことは考えにくい
・たとえば対人関係、コミュニケーション、恋愛についての不器用さや未熟さがあって
・その結果、女風というフィールドにおいても上手く立ち回れない、上手く楽しめない、距離感を誤る
ということがあるのだと思う、という側面を語ったにすぎません。
人格、考え方、感じ方はそう簡単に変わりません。
自身の積み重ねてきたもの、日々の習慣などによって形成されるからです。
質問者様が何歳くらいなのかわかりませんが、人はいつだってひとつの所に留まってはいません。
ポツンとひとり足をとめていても他人や世界は動きつづけているので、自分自身も常に流れ続け、変わり続けるものです。
この時、今の自分を少しでも(完全にではなく)理解することが出来たら
すぐに「人としての在りよう」を変えることはできなくとも、置かれている状況や対峙する人に応じて、「自身の振る舞い」を変えることはできると思います。
「私はこういう考え方や物の見方をしてしまうけれど、女風というフィールドではそれは適切ではないから、ここではこんな風に振る舞おう」というものです。
がさつでうるさくなりがちな人だって、そのキャラクターは直せなくとも映画館で上映開始すれば静かにしようとします。
風俗だって同じことです。
サービスの主体もまた人間なので、
・パーソナルなことや他客について探りを入れられると困る
・こんなに踏み込まれると困る
・こちらにも仕事の順序がある
など、仕事を継続していくために汲んでいただきたい事情もあります。
そこに誤解や摩擦がおきることは、これもまた人間なのでよくあることです。
(結果としてNGや出禁対応をされてしまうことはありますが)
そこで
・こういうことを探ろうとしてはいけない
・ここまで踏み込んではいけない
・ここで焦ってヤキモキしたってしょうがない
を実体験から学んで少しずつ振る舞いを変えるしかありません。
言ってもいない
「人間として終わっている」「人間性を変えろ」という曲解をして
「ショックを受けた」「はっきり言え」と詰め寄ることは少なくとも適切ではないでしょう。
こういうことを一旦踏みとどまって考えることは風俗では特に大事だと思います。
どうしたって1対1で密室でお会いするお仕事なので。
もし病院にかかっている状態(メンタルヘルス等)が原因で、振る舞いをうまく変えられず、風俗遊びを楽しく継続できないのであれば、それは「向いていない」のではなくて「今は風俗遊びの適切な時期じゃない」という解釈がよろしいかと思います。
喩えが適切ではないかもしれませんが、
骨格の問題で、他の人と同じフォームではうまく走れない状態で「マラソン向いてないのかな」と思うのではなく、骨格の問題を解消するか、その問題とうまく付き合う方法を探ってから走り出せばいいのだと思います。
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