僕は人にものを教えるにあたって
・否定しない
・萎縮させない
ことをとても大事にしています。
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講師業というものに関わりだし
約20年が経過しました。
一番最初に就労したのは「島◯楽器」の講師で、
当時はベースを弾いてお金をいただいていたので
その傍らに音楽教室で生徒さんにベースを教える
業務を行っていました。
このころはさすがに教育の理念とか
そこまで強いものはなかったかな。
それから紆余曲折あって
(書いてみたけど長くなったので端折ります)
現在はIT関連教育の職場で働いています。
過去には情報処理資格の講師も行っていましたが
現在は担当を外れ、その後の制度改正などもあり
若干ロートルな分野になってしまいました。
そんな僕が人に教える時に大事にしていることが
冒頭に述べた
・否定しない
・萎縮させない
…の、二点です。
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例えば教わる側がすぐに正解を出せなくても
「それはちがう!!」
ではなく、
「過程のここまでは非常に良かった」
「しかし終盤はこのような解法はどうか?」
などと誘導したりと伝え方はいくらでも
やりようがあるもので、そこが講師として
一番個性と理念の出るポイントだと考えています。
説明やその他細々としたスキルに関して語るなら
他にも注意ポイントがあったりはしますが、
一番大事なものとして絶対的に重視をしたいのは
「教わる側のモチベの維持・向上」です。
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TVの企画で
「人はスパルタと甘々ではどちらが頑張れるか」
…みたいな検証がたまに行われていますが
あれは「賞罰実験」というもので
1920年頃に理論がすでに立証されており、
人はスパルタ式でものを教わっても
潜在的な意欲の喚起につながりません。
確かに最初は仕事のために教わりにきたかもしれない。
しかしそうした外発的動機づけが
「わかるから面白い」
「できるから面白い」
…という内発的動機づけに変わっていくのであれば
その意欲とやる気はスキルの向上に寄与します。
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教える側も相手の状態や細かな反応を
しっかり確認しながら慎重にすすめていくので
(ク○ニと一緒ですね)非常に神経を使いますが
教わる方はもっと大変ですよね。
なぜなら「教える」方は経験がありますが
「教わる」方は初めてであるためです。
どうせ大変なことであるなら楽しくやりたいのは
皆一緒ですから。
これは教えるものがベースであっても
ExcelでもFでもク○ニでも変わりません。
少しでも前向きに内発意欲、充実感、実力が
高まる時間になるように注意をしながら
案内をするように心がけています。
洋介の写メ日記
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人にものを教える時に一番大事にしていること 洋介洋介